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2012年2月13日


少々忙しくなってきて、だいぶ更新をさぼってしまいました。

今日は、久しぶりに自由が丘に繰り出しました。めまぐるしく変わる町並みの中に、「690円」こんな大きな看板を見つけました。 家内が、「何の値段でしょう?」と聞いてくるので、「ランチ?」と応えたところ、「カット」との答えが返ってきました。

さて、皆さんは「690円」のカットに入りますか?

では、もう一つ質問です。「虫歯1本 3,000円」と看板を掲げてある歯科医院があったとしたら、皆さんは入りますか?

「虫歯1本3,000円で治すところなんて、怪しくて入れない。」そう思われた方はいらっしゃいませんか?

実はこれ、保険診療でレジン充填を行った時の医院に入る診療報酬です。患者さんの負担分は約1,000円弱です。もちろん、再診料やら管理料などもかかりますのでもう少し負担額は多くなりますが、それでも1本1,500円くらいの負担です。ちなみに、1本の歯をしっかり治そうと思ったら40分〜1時間かかります。

髪は2〜3ヶ月も経てばまた伸びてしまい、切り直さなければなりませんが、それで文句を言う人はどこにもいません。

歯は、少なくとも数年間は虫歯にならないような処置をしないと、患者さんから怒られてしまいます。平均すれば5年くらいは持たせないと、藪医者だと言われてしまいます。

先日「カンブリア宮殿」という村上龍が歯科医をする番組で、崩壊する歯科医療の現場をリポートしていました。崩壊する原因の一つは、こんなところにもあると言えます。

もし、「虫歯1本3,000円」が怪しいと思われたのであれば、歯科の保険診療が怪しいと言っているに等しいのです。

皆さんは、どう思われましたか?

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2012年1月27日

最近、たくさんの患者さんからインプラントについてTVで報道していたとのお話を聞きました。なんでも、NHKのクローズアップ現代で取り上げられていたようです。内容は、「最近インプラントのトラブルが増えている。歯科医院の経営も厳しく、利益のために安易にインプラントを始める歯医者もいる。ただ、インプラントは適正に処置されればとてもいいものである。」だったそうです。

実際の番組を見ていないので番組に関するコメントは出来ませんが、上記の内容はある意味真実だと思います。

インプラントはここ数年、かなり一般的な治療法として普及してきました。それに伴い、トラブルも増えているのは事実です。中には、利益目的で安易にインプラントを始める歯医者もいるでしょう。知識も技術もないまま始めれば、トラブルを起こす事は目に見えています。

患者さんの立場からすれば、そうした歯医者の技術を見極めるのは容易ではなく、インプラントにたいして疑心暗鬼になってしまうのも当然のことと思います。ですから、それらを見ぬく目を養うのにはいい番組でだったはずです。

それでも、番組のなかで適正な治療がなされればインプラントはとてもいいものだというコメントがあった事は評価できると思います。実際インプラントの5年生存率は下顎では98%前後、上顎では95%前後と非常に高い値が出ています。私がインプラントを入れた患者さんに感想を聞いても、どれも非常に高い評価を頂いています。

しかし、上手くいかなかったケースも幾つかあります。そして、患者さんが最も気にしているのは、その上手くいかなかったケースが自分だったらということなのです。

98%の成功率で、残りの2%の失敗に当たってしまった場合、皆さんはそれを納得できますか?おそらく、気持ちでは誰もが納得できないのではないでしょうか。でも、手術というものは100%ではないことを理屈で納得して、不安で逃げ出したい気持ちを抑えているのではないかと思います。

この、「理屈で納得する」ことが、インプラントをする前には必ず必要なのです。インプラントのメリットやデメリットについての十分な説明を受け、疑問点をぶつけて理屈の不安を取り除く。インプラント治療を受けた方は、その理屈を盾に手術前の不安と戦い、治療に挑まれています。

患者さんはインプラントを入れて欲しいのではなく、おいしく食事が出来るようになりたいと願って歯科医院のドアをたたきます。インプラントはブリッジや入れ歯と並ぶ、あくまでも治療の一つの手段です。

それでも、成功すればインプラント治療はとてもいいものだと、なんとなく患者さんが思われているから、インプラントに関心が集まっているのです。ただ、インプラントを成功させるには、噛み合わせ、歯周病、外科、補綴など様々な知識と技術が必要になります。それらを担当する歯科医師が持ち合わせているかどうかを患者さんが見極める事はおそらく容易な事ではないと思います。

私は、患者さんのこうした不安を出来るだけ取り除いてあげることが、最も大切ではないかと考えています。当院の取り組みとしては、診査診断、リスク説明はもちろんのこと、より安全な手術ができるよう心がけています。

これはその一つで、CTによる3次元治療計画に基づき、治療計画どおりの結果を出すために、コンピュータで作ったドリルガイドを用いた手術のご紹介です。

3D設計に基づいたガイドを作成します。

ガイドをお口の中に入れたところ。

治療計画どおりに、インプラントを入れることができました。

インプラント治療が怖くない方など一人もいらっしゃいません。皆さん不安と戦って、インプラントを入れていらっしゃいます。どう納得するか。そこが一番大切なところではないでしょうか?

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2012年1月17日

このところ冬らしい寒さが続いていますが、皆さん体調など崩されていませんか?

私ですか?私は、一昨日母校の剣道部の新年稽古会に参加して、汗をかいてきました。1時間程の稽古ですが、真冬でも終わると1kg痩せるくらいの汗が出ます。まあ、その後にお酒を飲んでチャラになっちゃうんですが、体はポカポカして風邪の菌なんか寄せ付けない体になります。

学生時代は、この時期に寒稽古があって、講義の前に稽古で一汗かいて、みんなとマックで朝食をとり、あるものは講義にあるものは雀荘に行ったものでした。稽古は厳しく気が重かったのですが、今となってはとてもいい思い出です。

さて、本日のお題です。お正月休み開けにご連絡のあったお子さんです。転んで前歯を折ってしまったとの事、すぐに手を打たなければなりません。

 

幸い破折して無くなってしまった部分が僅かだったので、度々ご紹介しているダイレクトボンディングでご覧の通りになりました。

写真でこれだけ拡大すると、僅かに修復した部位が分ってしまいますが、面と向かい合ってみると、全く分らないレベルです。

写真で拡大しても全く分らなレベルになるよう、日々努力していきたいと思います。

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2012年1月 5日

あけましておめでとうございます。
スタッフ一同、皆様のお口の健康のために一生懸命やっていきたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
診療は本日5日から通常通り行っております。
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2011年12月29日

今年も残り少なくなってきました。
当院も昨日最後の診療を終え、今日からお休みさせて頂いています。
今は、年の締めの行事として朝から年賀状をせっせと書いています。

毎年年賀状を書きながら、しばらく年賀状でしか連絡を取っていない人の分になると、今年から出すのを止めようかなどと頭をよぎるのですが、なかなか切りがたいものもあり、何年も年賀状だけで繋がっているという人が何人かいます。

そんな人たちに、今年は久しぶりに合うことが出来ました。何と、26年ぶりです。きっかけは、私が用事で名古屋に一人で帰ることになり、土曜の夜がポッカリ空いてしまったため、思い切って手紙を出したところ、みんな集まってくれました。

その人たちと出会ったのは二十歳前後で、今はその子供達が二十歳前後という年回りになっての再会です。当然盛り上がらない訳がありません。みんな全く変わってないのですから。

それから、先日昼休みに突然実家のある街に住んでいる人から電話がかかってきました。なんと、高校時代の恩師で、とてもお世話になった方からだったのです。その先生とも、高校卒業以来ずっと年賀状だけの連絡でした。

そんな出来事があったので、今年の年賀状書きはいつもより力が入りました。

さて、今年はたくさんの患者さんに来て頂き、歯医者としてはとても嬉しい1年でした。来年もさらに技術を磨き、皆様のお役に立てるよう努力していきたいと思っています。


なお、休診期間中お困りのことがありましたら、メールにてご連絡ください。出来る限り対応させて頂きます。

では、みなさんよいお年をお迎えください。

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2011年12月20日

当院のホームページでは「銀歯を白い歯に」と銘打って、ダイレクトボンディングを紹介しています。

この患者さんは、「悪いところはすべて治したい。」というご希望で治療を開始しました。下は初診時の写真です。

次の写真は金属を取り外した直後の写真です。一見問題なさそうな銀歯も、外してみるとことごとく虫歯になっていました。経験的に、90%以上の確率で銀歯の下に虫歯があります。



すべての虫歯を取り除いて白くしました。ダイレクトボンディングと、セラミックインレー(2本)で治しました。1本治すのに1時間ぐらいかかりますから患者さんは何回も通うことになりましたが、ご覧のように奇麗になりました。

ダイレクトボンディングは1本1万円〜2万円、セラミックインレーは4万円です。
時々、「高い」と言われることがあります。しかし、よく考えてみてください。経験を積んだ歯科医師がアシスタントを付けて1時間かけて1本の歯を治しています。

しかも、お口の中は最大でその人の体重と同じくらいの負荷がかかり、温度が0度〜100度近く変化し、酸〜アルカリまでphの異なるものにさらされ、常に湿度100%、いろんな細菌が入り込んで来ます。こんなに過酷な環境身の回りにありますか?

そんな環境に於いて、5年、10年と耐えうるものを治すのに、10分や15分の時間でどれだけのことができるでしょう?

皆さん美容院にいくら払っていますか?髪は1回手入れしたら一生ものですか?永久歯は一生で1回しか生えてきません。もうお分かりですね。最初は歯科治療は高額に感じるかもしれませんが、長い目で見れば決して高額なものではありません。

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2011年12月 8日

だんだん年の瀬も近づいてきましたね。毎年この時期、家内が風水の本を買ってきて翌年の運気を調べています。その中にこんな記事を見つけたそうです。

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最強金運 歯!
意外に思うかもしれませんが、歯は金運と関係があります。虫歯を放っておくと悪化するのはもちろんですが、同時に金運も下がります。歯は早いうちに治療をして、金運に悪影響を与えないようにしてください。

ご存知Dr.コパさんの本からの抜粋です。よく考えてみれば、虫歯が大きくなれば治療費がそれだけ高くなって、出費が多くなるとも解釈できますが、歯医者である私の立場としては、「風水の教えのように皆さん早めに虫歯を治しましょう。」と訴えるには、好都合の話だなと思い、取り上げてみました。

台湾の友人曰く、台湾では「前歯が開いていると、そこから運気が逃げる。」という風水の教えに習い、前歯に隙間がある人は借金してでも歯を治すそうです。

「来年は、金運UPを」と願っている皆さん。運気を落とさないように、虫歯を治してみてはどうでしょう?

ちなみに、Dr.コパさんの神社が私の家の近くにあります。これも何かのご縁でしょうか?


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2011年12月 5日

クリスマスプレゼントが一杯です。
お近くにお越しの際は是非覗いて見てください。

 

 

簡単そうに見えて、結構手間がかかってます。

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2011年12月 4日

NHKが3年がかりで放送している「坂の上の雲」が今年も始まりました。早いもので今年が最後となりました。いよいよ、ロシアとの総決戦が始まりました。

私が坂の上の雲を読んだのはもう10年以上前のことになります。もともと、「竜馬が行く」から司馬遼太郎にはまり、「坂の上の雲」にたどり着いたのですが、司馬遼太郎のなかでも最も好きな作品です。

当時は、戦艦の対戦シーンを迫力ある映像で再現することはまだ難しい時でしたので、まさか映像化されるとは夢にも思いませんでした。しかし、今日の放送を見る限りまるで本物を使って撮影しているかのような映像をみて、小説とは違った映像としての作品のすばらしさに感動してます。

さて、今回中心に描かれているのは乃木希典陸軍大将です。私にとっては小さい頃から親しみのある人物です。

私が子供の頃住んでいた家は、田舎の農家のとても古い家でした。仏間の鴨居の上には、先祖の遺影が掲げてありましたが、その横に明治天皇の写真と乃木大将の写真が並んでいて、正月になると祖父から教えられるがままに、写真を拝んでいました。

祖父は、「えらい人なんだぞ」といつも語っていましたから、子供の頃私にとって、明治天皇や乃木大将は神様みたいな存在でした。(もちろん、信仰心があったわけではありません)そんな乃木大将を司馬遼太郎は、何とも無能な大将だったと酷評しています。

私にとっては、祖父から伝えられてきたイメージと真っ向から対立するものでしたので、とても衝撃的な内容として私の中に強い印象が残ったのではないかと思います。

今考えてみると40年程前の私の少年時代には、まだ僅かながら明治の香りが残っていたのかもしれません。


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2011年11月28日


みなさん、歯医者は「痛くて嫌なところ」と思われている方が多いようです。しかし、ご覧ください、プロフェッショナルクリーニングにかかればご覧のような奇麗な歯になります。

しかも、痛みはほとんどありません。それもそのはず、歯を削っている訳ではなく単に磨いているだけですから。


歯のクリーニングは美容院で髪のお手入れをするのと同じ感覚でいらしてください。4ヶ月から半年に1回ペースで構いません。費用も美容院でカラーやパーマをかけるより安いと思います。さあ、まずは歯から健康を守りましょう。

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2011年11月22日

今日はダイレクトボンディングの簡単なケース。でも、印象はかなり変わります。

いかがでしょう。もうコメントは余り必要ありませんね。

さて、この週末私は実家に近い名古屋にいました。名古屋では予備校時代に務めていたバイト先の人たちと26年ぶりの再開を果たしました。仲間たちは、当時まだ未成年だった私たちとちょうど同じ年頃の子供を持つような境遇です。

どうして26年ぶりに再開を果たしたかというと、26年間細々と年賀状で連絡を取り合っていたからです。今やFacebookなどのソーシャルメディアが当たり前の世の中ですが、26年変わることのない年賀状もソーシャルネットワークに決して引けを取らないものだと思います。

その後、保育園からの友人と久しぶりに旧交を温めてきました。なかなか貴重な週末でした。

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2011年11月16日

今日はインプラントのケースです。上顎の奥歯の骨がなくてインプラントが入れられないといわれた方は是非ご一読ください。

上顎の奥歯の上には上顎洞と呼ばれる空洞があります。この空洞は人によって大きさがまちまちですが、空洞が大きい場合、上顎洞底が歯の根まで達します。歯を抜くとさらに低なり、場合によっては口と上顎洞の間の骨の厚みが1mmしかないなんてケースもたくさんあります。

インプラントを入れるためには最低6mmの骨の厚みが必要で、出来れば10mm以上が理想です。このような骨の厚みがないケースはまれのように思われるかもしれませんが、日本人の約半数がこのタイプだといわれています。


まずは、CTによるシミュレーションです。10mmのインプラントを入れた場合ご覧のように半分近く上顎洞へ突き抜けてしまいます。場所によっては骨の厚み3mmしかありません。


前から見た断面図です。写真の右側が頬、左側が上あご、上部中央の黒い空洞が上顎洞です。


3Dで患者さんの左斜め上から除いた画像です。上顎洞に突き抜けているのが分りますね?(わかりにくいとは思いますが・・・)

こうしたケースは「上顎洞挙上術」を行います。

ここから先は、血を見るのが苦手な方はクリックしないでください!!!


まず、切開して骨を露出させます。


CTであらかじめどの位置に上顎洞があるか分っていますので横から四角い窓を開けて上顎洞の粘膜を破らないように骨から剥離します。(上顎洞の粘膜は非常に薄く、ちょうどゆで卵に付いている膜をはがすような感じです。)さらにインプラント入れる穴をあけます。


上顎洞の粘膜と骨との間に人工骨を入れてスペースを確保し、インプラントを埋入します。四角い窓の中に見えるのが人工骨です。


窓開けは超音波を使いますので、外した窓はご覧のように奇麗にもとに戻せます。超音波は骨を簡単に削りますが、柔らかい粘膜などは傷が付きにくいのが特徴です。


最後に成長因子を入れて、骨の再生を促します。


ブルーのラインが最初の上顎洞の底、黄色のラインが挙上した後の上顎洞の底です。間には人工骨が入っていますので、少しずつ自分の骨に置き換わります。

このブログもおそらく手術を受けた患者さんもご覧になっていると思いますが、「術後の経過はいかがですか?」。皆さんには後日ご報告致します。

上顎洞挙上術はインプラント治療の中でも非常に難易度の高い手術です。どこの医院でも行っている訳ではありません。もし、上顎の奥歯の骨が薄くてインプラントを入れられないと断られた方は是非一度ご相談ください。


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2011年11月14日

東京に出てきて26年になりますが、谷中にはまだ1度も足を踏み入れたことがありませんでした。今回、長男の社会科見学を兼ねて長男を隊長とする谷中散策と決め込みました。


谷中銀座。戸越銀座となぜか同じような看板です。絶好のお散歩日和でたくさんの人でにぎわっていました。谷中に到着したのはちょうどお昼時だったので、メンチカツとイカ焼きをつまみにビールを一杯。幸せです。


谷中のシンボルがねことあっていろんな猫のお店があります。でも我が家は全員犬派なので誰も積極的に入ってみようと言い出す人が現れず、すべてスルーでしたが・・・。


谷中霊園の周囲にはご覧のようなとてもレトロなお家がたくさんあります。昭和にタイムスリップしたような感覚に陥ります。(何を隠そう私の実家も一部はこのような建物です。)


ここも猫がいるお店のようです。


なかなか、いい感じです。


海をイメージしたマンションのようです。これなら友達が来てもすぐに見つけてもらえそうです。

なかなか風情のある町並で楽しい散策となりました。長男に道案内を頼んだのですが、結局私がほとんど誘導することになってしまいした。もう少し地図が読めるようになったらまた来ましょう。

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2011年11月 7日

おはようございます。最近ブログの更新をさぼってしまっています。定期的にブログをご覧になって頂いている方には申し訳ありません。

さて、今日は入れ歯についてのお話。これまであまり話題にしてきませんでした。それもそのはず、用賀に開業してからは入れ歯を作る機会がめっきり減ってしまいました。

以前勤務していた病院では年間200床(個)くらい作っていました。みなさんはピンとこないかもしれませんが、一人の歯科医師が作る入れ歯の数としては桁が違っています。現在の私が年間作る入れ歯は20床以下ですから、約10分の1になってしまったといえます。

私は、大学を卒業したらすぐに総入れ歯を専門とする講座に所属して、入れ歯やブリッジなどの補綴と呼ばれる分野を専攻しました。ですから、正直言って現在の入れ歯の製作数では若干物足りなさを感じています。ときどき、入れ歯をご希望の患者さんが来院されますと、腕が鳴るような状態です。

とはいえ、入れ歯を作るのは結構手間ひまがかかります。特に歯を並べるのが一苦労。

「え?」と思われる方も多いはずです。実は入れ歯を作るには、患者さんごとに1本1本歯を並べなければなりません。


人工歯は、患者さんの顎の大きさや顔の形、希望の仕上がりなどを考慮に入れて、色と形と大きさをたくさんある中から最適なものを選びます。人工歯は1本1本に分かれています。


最初の1本を並べているところです。ロウで出来たベースに熱を加えてロウを溶かしながら人工歯を並べていきます。


下顎の人工歯をとりあえず並べ終えたところです。これから噛み合わせの微調整を行って歯ぐきの形を作ります。

こうやって、上下の人工歯をいろいろ考えながら並べていくと、軽く3時間はかかります。通常このような作業は技工士さんにお願いするところが多いのですが、実際に患者さんの口の中を見ていないと分らないことも多く、当院では自由診療の入れ歯に限って私が並べています。

実は、ここが入れ歯を作る過程で最も大切な作業なのです。人工歯の並べ方は、患者さんの年齢や性別、顔の形、さらには性格によって異なります。例えば、男性は平べったく並べると角張って力強さが表現され、女性は強めの曲線が出るように並べることで優しさが表現されます。また、面長の人は細長い歯を選び、歯列も強い湾曲を出します。がっちりした体系の人は角張った歯を選び、先端を平らにしてすり減った歯にします。


歯を並び終えたところです。この後一度患者さんのお口の中にいれて見栄えを確認して、その後に歯ぐきを細かく作っていきます。

今日はこの辺で、続きはまた今度。

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2011年10月29日

8月の末に新しいインプラントを導入しました。既に何本か使っていますが、今日はそのインプラントの特性についての講演会に行って参りました。

新しいといっても、欧米では7年前から販売され、とても良好な臨床データが揃っている製品です。ご存知の方も多いと思いますが、日本は欧米の新しい技術の認可を受けるのに非常に時間がかかります。ですから、薬品や材料については欧米に比べ5年〜10年遅れています。

海外の文献を読んだり、学会にでたりして得られた新しい技術や知識も日本で応用するには個人輸入などをして、歯科医師がリスクを背負わなければ導入することができません。

今回の新しいインプラントも4年前に参加した海外の学会でとても経過が良好であるという報告が多数なされていたものです。こうしたタイムラグの問題は先進国としてもう少しなんとかして欲しいものです。

さて、本題に戻ります。この新しいインプラントはどこがいいのか?

何と言ってもインプラントの周りに早くしかも確実に骨が再生されるというものです。

これは、どんなメリットがあるのか?例えば、今までインプラントの手術をしてから歯を入れて負荷をかけられるようになるまで下顎では3ヶ月、上顎では6ヶ月待たなければなりませんでした。ところが、この新しいインプラントは下顎で2ヶ月、上顎で4ヶ月で負荷をかけられるようになりました(十分に安全な待機時間です)。

そのため、リスクの高い喫煙者や糖尿病患者、骨粗しょう症患者にもより確実な治療が可能となります。また、骨が痩せてしまって十分な長さのインプラントを入れられない方でも、短いインプラントでこれまでの長いインプラントと同等の力に耐えられるようになります。

これでまた一歩、安全で確実なインプラント治療に近づきました。

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2011年10月27日

残念ながら歯を抜かなければならなくなってしまった方は是非ご一読ください。

まずは一連の写真をご覧ください。


1枚目のレントゲン写真の中央に写っている歯は残念ながら抜かなければなりません。ご覧のように歯の根の中央部まで骨が吸収してしまっています。

では、この歯をすぐに抜いたらどうなるか?既に骨が無くなっていますので、抜いた後は大きな凹みが出来てしまいます。もし、ここにインプラントを入れようとしても、とても深い位置に短いインプラントしか入れることができません。

そこで、抜く前に歯の根を引っ張り出すと、ご覧のように骨も一緒についてきてくれます。最後のレントゲン写真と最初の写真を比べてください。ほぼ理想的な位置まで骨が再生しているのがお分かり頂けると思います。

これだけの骨を歯を抜いてから作るのはとても大変です。何回も骨移植を行わなければなりません。でも、引っ張り出しをすれば、外科処置を施すことなく骨を作ることができます。

これだけ骨がしっかりあればインプラントも安全に入れることができます。抜歯を検討されている方、抜歯後のことをよく考えてから判断してください。

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2011年10月17日

昨日の日曜日は次男の幼稚園の運動会でした。我が家では長男から数えて6回目の運動会で、今回が最後の幼稚園の運動会だったので、これまで以上に思い入れの強いものとなりました。

子供の通っている幼稚園は、ハードな運動会で有名な幼稚園なのですが、特に年長の出番は半端ではなく、次から次へと種目が続きます。親の方も大変で、その度にビデオカメラとデジタルカメラを持って子供の姿を記録に残そうと必死で場所取りする有様です。

おまけに夏のような暑さとあいまって、終わった頃には親子ともくたくたでした。

でも、一生の思い出に残るようないい運動会でした。

 


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2011年10月 9日

3連休の方も多いかと思いますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?気持ちのいいお天気でまさに行楽日和、運動会日和といったところでしょうか。

ところが私たちの歯科業界は学会シーズンです。今日もスーツを着て学術講演会に参加してきました。審美では世界的に有名な先生の講演で、会場には1000名程集まったそうです。もちろんすべて歯医者です。

さて、今日のケースは長年歯が折れたままで不自由してきたという症例です。

この方、事故で前歯を折ってしまったのですが、有効な治療法が見つからず、接着剤で両隣の歯に固定して数年過ごしてきたそうです。しかし、歯には相当な力がかかりますから、度々接着剤が外れてとても不自由な思いをされていたそうです。

ネットで当院を見つけて頂き、ご来院頂きました。

 
レントゲン写真ではっきりと割れているのが確認できます。
歯根が比較的長く状態も良かったため、矯正による挺出(引っ張り出し)をして治すことにしました。

 


1ヶ月程でご覧のように引っ張り出しに成功しました。もちろん、仮歯を付けていますから、矯正装置は見えません。

 
そして、土台を立ててセラミックを被せるとご覧のようになりした。

患者さんは、これまで何度も接着剤が外れていたため、常に神経を使いながら食事をしなければならず、とてもストレスに感じていたそうですが、これで心置きなく食事をすることができるようになったと、とても喜んで頂きました。

当院ではいろんなテクニックを駆使して、歯科治療を行っています。今回の症例も、患者さんにしてみれば、「こんなやり方があったんですね!」と驚かれていた様子でした。歯のことでお悩みなどありましたら、一度ご相談ください。

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2011年10月 7日

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大学を卒業して医局に入局し、研究室の自分の机の上に最初に載ったパソコンがMacでした。NECPC98が全盛で、Windows3.1を使っている人はほんの一握りといった時代に、Macは既に別次元の斬新なパソコンでした。

しかし、1ヶ月もしないうちに「Sad Mac」↑ が出現しドック入りしてしまいました。ドックから帰ってきても、気まぐれなMacは文章が完成しかかったところでフリーズしてしまったり、プリンターと繋がらなかったりしてなかなか期待に応えてくれませんでした。

それでも、フォントの美しさやユーザーフレンドリーなインターフェイスはとても魅力的なものでした。

とはいえ、とても高価なパソコンで、私の研究用途には不向きなパソコンだったため、それ以来Macを手にすることはありませんでした。

転機が訪れたのは開業準備を始めた3年前。オフィスのパンフレットや見積書などすべて自分で製作しようと思った時に、Windowsでは思い通りのものが出来ないことが分っていましたので、16年使い続けてきたWindowsに別れを告げMacに移行しました。

それ以来我が家はAppleの製品が増えていきました。自宅とオフィスには合計3台のMac、通勤にはiPod(今は危ないので使っていませんが)、自宅の音楽はApple TV、患者さんへの症例の説明にはiPad、iPhoneは5が出たら買おうかと思っていました。

よくよく考えてみれば、自分の生活のかなりの部分がAppleの製品で支えられています。しかも、どの製品もSteve Jobsのアイデアだというではありませんか。

訃報を聞き、もうAppleからわくわくするような製品が出てこなくなるのではないかという失望感とともに、改めてSteve Jobsの偉大さに驚愕しました。

昨日、家に帰ってから小学生の息子にStebe Jobsとはどんな人だったかを話して聞かせたところ、今日「お父さんが話してくれた人が学校で話題になってたよ」と教えてくれました。家内は、「小学生が話題にする程の人だったのね。」と驚いていた様子です。

天才が去り、一つの時代が終わってしまったのかもしれません。今は残念な気持ちでいっぱいです。

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2011年10月 5日


急に涼しくなりましたね。いや寒くなったと感じる方もいらっしゃいます。
それに合わせて当院のディスプレイを替えました。一気に秋らしくなりました。

 

 

とはいえ、頻繁にメインテナンスにお見えの方にはもうお分かりかもしれませんが、ちょっとマンネリ化しています。出来ればクリスマスには目の覚めるようなディスプレイをお目にかけたいと思います。

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2011年9月28日

読売新聞のWebでこんな記事が出ていました。虫歯をあなどってはいけないということですね。

「脳出血起こす虫歯菌...高血圧・喫煙は特に危険」


「脳出血を引き起こす危険性が高い特殊な虫歯菌を、大阪大の和田孝一郎准教授らが見つけた。
この菌に感染した人が高血圧になったり喫煙したりすると、発症率が高まるという。28日の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版で発表した。


 この虫歯菌は、皮膚や骨などになるコラーゲンと結合するたんぱく質を作る特殊な種類。脳出血患者74人を調べると27%が感染していた。健康な35人でも9%が感染しており、両者を分析すると、この菌に感染することで脳出血の危険性は4倍高まることわかった。

 和田准教授らは、人から採取したこの菌をマウスに感染させて実験。脳の血管内皮に傷をつけると、この菌が下層のコラーゲン繊維にどんどん集まり、血小板による傷の修復が間に合わず出血を起こした。

 この菌があってもすぐに脳出血を起こすわけではないが、高血圧や加齢、ストレス、喫煙などで血管内皮が弱ったり、傷ついたりすると、発症率が上がるとみられる。和田准教授らは、菌を検出する簡易な用具の開発を1年後をめざして進めており、除菌方法の研究にも取り組む。」 2011.09.28 YOMIURI ONLINEより


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2011年9月22日

久々に凄い台風が来ましたね。通勤の足にはかなり影響が出たようですが、皆さんのところはいかがでしたでしょうか?

さて、本日のお題はインプラント。しかも、一歩間違えば大失敗になりかねないリスクの高い症例です。レントゲン写真の真ん中の歯が問題の歯です。根の先に広範囲な黒い陰があり、根の治療を行いましたが改善せず抜歯となりました。

次に抜歯した後にどうするかですが、犬歯はまったく問題のない歯ですから、この場合インプラントがファースとチョイスとなります。患者さんもインプラントを選択されました。しかし、とても危険とはいえないものの、インプラントを入れる方向を少し間違えると、隣接する歯を傷つけてしまう恐れがあります。

こういったケースは、コンピュータでシミュレーションした通りにインプラントを入れられるよう、サージカルガイドと呼ばれるドリルガイドを使うのが一番安全です。

 
CT画像から3Dシミュレーションを行い、ドリルガイドを製作しました。


ガイドをお口の中に入れた様子です。金属のリングに沿わせてインプラントを入れる穴を形成すればシミュレーション通りにいくというものです。


それでも、絶対安全はありませんから、念のため最初に使う細いドリルを入れたところで位置確認を行いました。設計通りであることが確認できたところで、インプラントを埋め込むのに必要な径まで穴を拡大します。


インプラントを入れたところです。シミュレーションと寸部違わぬ位置にインプラントを入れることができました。

正直言って、ある程度の経験があれば、これくらいのスペースならガイドなしにインプラントを入れることは可能です。しかし、ガイドを使えば安全性はさらに高まります。インプラントは絶対安全に行わなければなりません。安全策はいくら行っても、無駄ということはないと思います。

さて、気になる経過ですが、先日術後2週間の経過観察に患者さんが来院されました。「腫れ」や「痛み」は全くなく、痛み止めも飲まなかったそうです。「抜歯の時の方が大変でした」とのことでした。

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2011年9月 8日

「前歯を治してもらったけれどしばらくしたら、だんだん茶色くなってしまった。」そんなお悩みで来院された男性の症例です。すべてダイレクトボンディングで処置しました。

 

ダイレクトボンディングは、「テクニックセンシティブ」つまり技術によって結果に差が出やすい治療法です。例えば、セラミックなどは技工士が作ったものを着けるだけなので、技工士の腕が良ければそれなりの結果が出せます。しかし、ダイレクトボンディングは、歯科医師の技術がそのまま結果に現れます。

それでも厄介なのは、充填した直後は誰がやってもそれなりに奇麗に見えてしまうのです。一番の違いは「接着」。

このケースで茶色になっているのは虫歯ではなく、接着面が剥がれてコンポジットレジン(硬質プラスティック)と歯との間に隙間ができてしまい、汚れがが詰まってしまったものであったり、研磨が不十分で汚れが沈着してしまったものであったりします。

接着が出来ていないと時間が経てばこんな風になってしまいます。

とはいえ、正直言えばこれがかなり難しいのです。

次の写真は8年前に私が行った症例の現在の写真です。(真ん中の歯です。)

周囲に隙間が出来てしまっています。(虫歯が出来ている訳ではありません。)

接着不足の原因は、古いセメントの取り残しや、不十分な表面処理です。この頃はまだ、ルーペを使わず肉眼で治療をしていましたので、このような結果になってしまったのだと思います。

次の写真は、私が6年程前に治した症例です。左が治した直後、右が先日撮影した写真です。3.6倍のルーペを使い、1時間くらい時間をかけて充填したものです。
 
当院のホームページでダイレクトボンディングの説明用の写真によく使っている症例です。6年経ってもまったく問題ありません。

1本の歯に1時間近く時間をかけるのは、患者さんに取って苦痛なことかもしれません。しかし、永久歯は一生に1本だけのものです。決して長い時間ではないと思います。

最初の前歯を治した症例では、クリーニングとダイレクトボンディングをあわせると8時間くらいかかっています。それでも、患者さんには大変喜んで頂くことができました。

前歯の虫歯や汚れなどでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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2011年9月 5日

皆さんインプラントの手術はとても恐ろしいものだと考えていらっしゃいます。
特に、痛みと腫れについてはものすごく不安を持たれているようです。

今回は、条件は限られますが、ほとんど痛みが出ないインプラント手術をご紹介致します。

術前の状態です。麻酔は虫歯治療と同じだけ。

粘膜をインプラントのサイズに合わせて切り取ります。奇麗に骨が再生しています。

インプラントの長さと太さにあったホールを形成します。ご覧のように、大量出血することはありません。

インプラントを入れ、粘膜が奇麗に治るようなキャップをします。手術直後の写真ですが、もう出血もありません。これで手術終了。今回僅か10分の手術でした。

初診時の写真ですが、歯の根が折れてしまい抜歯しました。ブリッジを選択する場合、まったく問題のない前後の歯を削ることになるため、このような症例ではインプラントがベストといえます。
 

患者さん曰く「インプラントの手術は思ったより、何でもなかったです。抜歯の時の方が大変でした。」とのことです。

このような症例であれば、痛みや腫れはほとんど出ません。ブリッジより遥かに易しい処置といえます。

ただし、すべてがこのように上手くいく訳ではありません。どの程度の手術になるかはあらかじめ予想できますので、ご相談ください。

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2011年8月31日

今日はいつも行っている「銀歯を白い歯に!」の手順をステップごとに解説します。当院で最も頻度の高い治療であるとともに、患者さんからの問い合わせも最も多い治療です。

術前です。一見問題なさそうです。

金属を外してみるとこんな感じです。これまで治療してきた銀歯の9割以上が二次齲蝕とよばれる虫歯になっています。

とりあえず明らかに虫歯だと思われるところを削り取り、虫歯を染め出す液を使って虫歯の取り残しがないかどうか確認します。

ピンク色に染まっているところが虫歯です。こうすると分りやすいですね。ピンク色の部分だけ丁寧に削り取ります。
 

これで、虫歯を取りきりました。茶色い部分はピンクに染まっていないので削らなくても大丈夫です。

コンポジットレジンは、光を当てることで固まるように出来ていますが、固まる時に収縮が起きてレジンと歯質との間に隙間が出来てしまうことがあるため、流れのいいレジンを薄く塗って隙間が出来ないようにします。

ここからは、彫刻です。元の歯と同じような形に仕上げていきます。溝や山も忠実に再現していきます。もちろん色にも気を使ってます。
 

そして、レジンでの築造が完成しました。

噛み合わせを調整し、最後に仕上げ研磨です。
 

たった1回の治療でご覧の通り元あった歯のように修復しました。その日から普通に使えます。

この症例の場合、治療時間は約1時間。費用は自由診療で¥15,750。2年保証。

銀歯を白くしたいとのご希望なら、お気軽にご相談ください。

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2011年8月25日

今日は、当院のホームページをご覧になって前歯を奇麗にして欲しいと来院されたケースをご紹介します。

写真をご覧ください。ぱっと見ただけで、前歯の人工物だけやり直せば奇麗になる訳ではないことがお分かり頂けると思います。問題は写真向かって右上の歯ぐき。さてどうしましょう?

右上の歯の根元にレジン充填がされています。問題はその下がどうなっているか。

幸いなことにレジン充填を除去したら虫歯のない歯根が出てきました。すぐさま歯根を奇麗にして経過を見たところ、ご覧のようにあっという間に歯肉の状態が改善されました。でもまだ歯の長さが違いますね。そこで1テクニック使いました。

そして完成です。手術などすることなく奇麗な歯ぐきを作り出すことに成功しました。
 

今回のケースでは、レジン充填を除去した段階である程度のゴールが見えてきました。それでも経過次第では歯肉の切除なども必要になることを患者さんには説明していました。患者さんには大変喜んで頂き、私としても歯医者冥利に尽きる思いです。

この患者さんは、もともとネットで様々な医院を調べた上で当院を選んで頂き、わざわざ電車に乗って通って頂いています。私たちとしてはこれほど嬉しいことはありません。患者さんの労に対し、結果で応えることができて何よりでした。

前歯が気になってお悩みの方、まずはご相談ください。患者さんのご希望にあわせて様々な治療法をご提案致します。

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2011年8月24日

つかの間涼しさでしたが、明日からまた暑くなるようですね。気候の急激な変化で体調を崩さないよう、十分にご注意ください。

さて、当院は歯牙移植をホームページやブログで掲載しているため、移植のお問い合わせをよくいただきます。今回も、移植を行っている医院を探されていた方が当院にいらして頂きました。

まずは、術前の写真です。一見して抜歯が必要かと判断できます。

早速前処置として、移植する親知らずの神経を取っています。

レントゲン写真左上の親知らずを下の一番奥の歯に移植しようと思います。しかし、歯の崩壊が著しく、歯根が浮き上がってきているため、抜歯しても移植する親知らずの根がすっぽり入るだけの穴が開きません。そのため、移植時には親知らずの根が入るだけの穴を掘る必要があり、結構難しい症例です。

抜歯直後の状態です。ご覧のように歯を退いた後は血が出てき見づらいために、移植歯にぴったりとした穴を削るのは至難の業です。

なかなか思うようにいかず、レントゲンを撮って引っかかっているところを確認しました。手前の方がまだ浅いようです。

当院では移植の成功率を上げるためにPRGFと呼ばれる血小板に含まれる成長因子を使用しています。これは自己血を遠心分離機にかけて、中間にある血小板を濃縮して取り出します。これを移植しする部位にたっぷり流し込みます。

所定の位置に歯が入ったところです。歯が飛び出さないように糸で固定しています。

案外うまく入りました。

1週間後の様子です。歯ぐきも奇麗で感染している様子はありません。心配した腫れや痛みもそれほどなかったそうです。

結果は2ヶ月後。

当院では、インプラントの前に移植が可能かどうかまず検討しています。実際問題としては、インプラントに比べ移植の方が技術的に難しいことも多く、適応は限られますが、一考することで納得のいく治療の選択ができると考えています。

お気軽にご相談ください。

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2011年8月18日

毎度同じような出だしで申し訳ありませんが、本当暑いですね。
毎朝通勤で3km歩いているのですが、いくら気温の低い朝だといっても、このところの暑さは尋常ではなく、さすがにオフィスに着くと汗が噴き出してきます。

さて、このところプライベートな話題ばかりでしたので、その間にこなした症例を少しずつご紹介していきたいと思います。幾つかあるのですが、患者さんに掲載の了承を得られたものから順次アップしていきます。

まずはこの症例から。1本だけすべてセラミックの歯があります。どれか判りますか?

ヒントです。下顎にあります。

さらにもう一枚。

もうお判りですね。正解は次の写真で

「これくらいならすぐ判るよ。それがとうしたの?」と聞こえてきそうですね。

今回は、見た目の良さが特に優れているといった訳ではありません。凄いのはその硬さです。

数年前までは、セラミックといえばメタルボンドと呼ばれる金属にセラミックを焼き付けたものだけでした。セラミックと呼ばれても内面に金属を用いているため、色の再現が難しく、また歯ぎしりの強い方などは欠けてしまうという欠点がありました。また、金属アレルギに方には使いにくいといったことありました。

そうした声もあって数年前から、金属を使わないオールセラミックが出回り始めました。金属を使わないため発色が歯の構造と類似させることができ、メタルボンドよりも奇麗な仕上がりとなります。しかし、メタルボンドより脆く、力のかかりにくい前歯では問題ないのですが、奥歯では簡単に割れてしまうといった欠点がありました。

そして、最近遂にこれまでのセラミックの3倍程の硬さを持つオールセラミックが登場しました。それがこれです。

力のかかる奥歯でもまず割れません。そして、透明度が高いため、下地の歯の色をよく拾ってくれるので、色調も良好です。

最近、奥歯のセラミックはすべてこれを入れています。数ヶ月で何十本も入れましたがまったく割れません。他の先生や技工士に評判を聞いても、凄くいいということです。

これまで、咬む力が強くて奥歯にセラミックを入れられなかった方も、これで安心して治療することができるようになりました。

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2011年8月13日

今朝の通勤では人影はまばらで、いつも渋滞している瀬田の交差点付近もガラガラでした。完全にお盆休みモードですね。当院も明日から、3日間お盆休みとさせて頂きます。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。

さて、先日NHKの番組で総合診断医というのをやっていました。どういう医師かというと、外科や内科といった専門領域にとらわれず幅広い知識で患者さんを診断し、必要があれば専門医に橋渡しをするいわゆるコンダクター(指揮者)のような医師のことです。番組ではイチロー型医師と呼んでいました。

番組に出ていた先生は元々沖縄に勤務していたそうですが、5年前に上京して勤務したところ、あまりにも医療が専門的になり過ぎていたためにかえって病気の診断ができなくなっていることに気づき、総合診療部を立ち上げたそうです。

実はかねてより私も同様の感覚を持っておりました。「え?でも歯科って歯科だけじゃないの?」と思われるかもしれません。ところが歯科も非常に細かく専門化されています。

補綴科:冠橋義歯(クラウン・ブリッジ)部分床義歯(部分入れ歯)全部床義歯(総入れ歯)顎顔面補綴(癌などで顔の一部を失った方の修復)の4科
保存科:修復 歯周病 歯内療法(根の治療)の3科
矯正歯科 口腔外科 小児歯科 放射線歯科 インプラント科 障害者歯科 予防歯科
ざっと数えて14あります。

大学を卒業するとそのうちの1つに所属して専門性を高めていきます。ですから、保存科にはいったらまず入れ歯を作ることはなく、矯正化に至っては歯を抜くこともありません。

大学を卒業すると、大体二つのコースに分かれます。しばらく大学の専門科に残って専門性を高めてから開業するパターンとすぐに開業医に勤務していく場合です。

前者はある技術に特化しているため、特定の科目には強いけれどその他の治療が不得手で、後者は難しいケースはできないけれど易しいケースなら守備範囲が広いといった特徴があります。

どのように技術を伸ばしていくかは個人の先生の取り組み方によって異なりますが、一般的に専門領域の技術を高めていく場合が多いようです。つまり、専門家だけが増えているということになります。

しかし、開業すると診療科目は「一般歯科」「矯正歯科」「小児歯科」「口腔外科」の4つしか標榜できません。つまり、一般歯科には入れ歯が苦手な先生もいれば歯周病が苦手な先生もいるということです。そして、そのことを患者さんはほとんどご存知でない。

このように専門家ばかりいる現在の歯科医療において1つの医院ですべてを高いレベルで治すことが難しいといえます。でも、本当にそれでよいのでしょうか?

患者さんの立場に立ってみれば、一つの医院ですべて治してもらえるのがほんとはありがたいのではないでしょうか?それには、深くて広い知識をもって治療することが必要です。まさに、走攻守そろったイチローのような歯科医師が求められるのではないでしょうか?

私は補綴を専攻しましたがオールマイティな歯科医療を目指し、その後インプラントや保存分野の研修を受けてきました。今回のNHKの番組はそれを後押ししてくれるような内容で、私に取ってはとても心強い応援のように受け止められました。

イチロー型歯医者 なかなかいいネーミングです。これから使わせて頂きましょう。

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2011年8月 9日

暑いですね。ここに来て本当に夏真っ盛りです。
こんな時は家でじっとしていられません。我が家は海!です。

昨年行った下田へ、今年も日帰りの強行突破です。日曜日を避け休診日の月曜日に出かけましたが、それでも片道最低4時間。でも、この奇麗な海を見れば、遠い道のりも吹っ飛んでしまいます。


若いカップルたちを見ながら我が息子は何を考えているのでしょう?


口の中はもちろんのこと、耳まで砂が入ってしまいました。

さて、本題です。よくご覧になってください。

この車、10年乗ってやっとこの走行距離にたどり着きました。

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ヒラノデンタルオフィス院長平野恭吉

http://www.hirano-dental.jp/
ヒラノデンタルオフィス
院長 平野恭吉

昭和61年東京医科歯科大学歯学部入学
平成4年同卒業
平成4年東京医科歯科大学大学院入学高齢者歯科学
平成4年歯科医師免許取得
平成8年同修了歯学博士
平成8年東京医科歯科大学高齢者歯科学講座医員臨床教育研究を行う
平成10年竹内歯科クリニック(飯田橋)勤務(院長/竹内敏郎(元東京医科歯科大学歯学部臨床教授)
平成14年日産厚生会玉川病院歯科勤務役職歯科医長
平成21年HIRANO DENTAL OFFICE開院