2011年8月25日
きれいで丈夫なセラミック
●歯を抜くと骨が無くなる

50歳代の女性です。右の奥歯が度々腫れて出血するとのことで、来院されました。レントゲン写真をご覧ください。写真の中央にある歯が問題の奥歯です。残念ながら、抜歯しなければなりません。そして、患者さんは抜歯後インプラントを希望されていました。(黄色の太いラインは神経の通っている管です。)
しかし、このまま抜歯したらどうなるか。既に、骨が無くなっていますので、インプラントを入れるのに十分な量の骨が見込めません。そこで、抜歯前にひと工夫して骨を再生することにしました。
●健全な歯の根の周囲には骨が再生する
人間の体は実に良く出来ていて、失われたものを再生する能力があります。歯の根にある歯根膜と呼ばれる組織が健全であれば、その周りに骨が再生されます。この仕組みをうまく使ったのが、歯牙移植であり、歯科矯正なのです。

人間の体は、不要なものを体の外に出そうとします。歯の根に汚れがついていれば、歯の根を外に出そうとします。その原理を利用すると、歯を削って歯の根に力がかからないようにしておけば、自然と歯の根の汚れた部分が外に出てきてくれます。そして、それに引っ張られるように健全な部分の下に骨が再生されます。(ちょっとイメージしにくいですね。)これを、自然挺出と呼んでいます。

自然挺出が止まるると、少し歯の根がしっかりしてきます。その後、矯正用のゴムを使ってさらに歯の根を引っ張り出します。

実は、歯を矯正で引っ張り出すだけで十分な骨の再生が見込めれば良かったのですが、引っ張り出しをするアンカー(錨の役目をする歯)から遠く、うまく力をかけられなかったため、途中で断念して抜歯を行いました。抜歯した後なるべく骨が再生するように、さらに非吸収性の膜を入れたり、PRGF(成長因子)を入れたりして、骨の再生に努力しました。
矯正による引っぱり出しが非常に功を奏したケースは、「歯を引っ張り出して歯茎を作った症例」をご覧ください。

そして、インプラントを入れた時の写真がこれです。苦労の甲斐あって、今回歯を抜いたところの骨は十分にありました。しかし、既に抜いてあった部位の骨の厚みが足りなかったため、人工骨を使った骨移植を行っています。(写真向かって右側のインプラントに人工骨移植)

術前と術後の写真を重ね合わせたものです。骨が再生していることがお分かり頂けると思います。
実は、骨の再生には難易度があります。インプラントの太さに影響する骨の幅を増やすのは比較的易しいのですが、インプラントの長さに影響する骨の高さを増やすことは、非常に難しいのです。今回、その難しい垂直的な骨の再生を手術すること無く行えたことは、患者さんにとってとてもメリットのあることではないかと思います。
もし、インプラントをお考えであれば、歯を抜く前から戦略的な治療計画を立案することがとても大切になってきます。
2011年6月 6日
test
2011年4月13日
【小冊子】ヒラノデンタルオフィス 私たちの治療ポリシー
ヒラノデンタルオフィス 私たちの治療ポリシー 目次
はじめに
第一章 私たちの治療ポリシー
第二章 院内紹介と感染対策
さいごに
2011年4月11日
インプラントに対する不安

インプラント治療を受けようとする方は、いろんな不安を抱えています。
【インプラントに対する不安】インプラントとは何ですか?
【インプラントに対する不安】本当にインプラントが必要なの?
【インプラントに対する不安】痛いのが嫌だ
【インプラントに対する不安】痛みや腫れはどれくらい?
【インプラントに対する不安】偶発症が怖い
【インプラントに対する不安】歯科医師の技術が不安だ
【インプラントに対する不安】費用が心配
【インプラントに対する不安】どれくらい保つのか?
当院では、そうした患者さんの不安を解消して、安心してインプラント治療を受けて頂くよう努力しています。
またより良い治療を目指して、様々な技術も取り入れています。
【【当院の治療の特徴】品質の高いインプラントを適材適所に
【当院の治療の特徴】他院で治療を断られた方もぜひ
【当院の治療の特徴】治療費用や期間を節約できる。All-on-4
2011年4月10日
インプラントとは何ですか?
何らかの理由で歯を失ってしまうと、上手く噛めない、上手く話せない、歯並びがだんだん悪くなっていく、といった問題が生じてきます。今までは、一般歯科(健康保険適応内)で治療ができる「入れ歯」や前後の歯を削って被せる「ブリッジ」などが中心に行われてきました。
これに対し、第三の治療方法として最近注目されているのが「インプラント」です。インプラントとは、歯の抜けた顎の骨に人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上から人工の歯を被せる治療方法です。ブリッジや入れ歯のような違和感や異物感がなく、本物の歯と同じような使用感があります。
ブリッジや入れ歯との比較
ブリッジは隣接する歯を削って、文字通り橋を架けるようにして修復する方法です。ほぼ天然歯のように噛むことができますが、力が土台の歯にかかるため、残りの歯の寿命を縮めます。また、土台の歯は連結しているために運命共同体となり、1ヶ所問題が生じればすべて作り直さなければなりません。

入れ歯は残っている歯にバネをかけて安定させますが、ブリッジと同様の土台の歯の寿命を縮めます。また、入れ歯は主に粘膜に支持を求めていますので、噛み心地はあまりよくありません。
93%~98%という高い成功率
インプラントの成功率に関するいくつかの研究発表を読んでみると、5年後の維持成功率が93%~98%と非常に高い成功率を示しています。では、天然歯のブリッジとインプラントと比較するとどうでしょう。
2006年のヨーロッパインプラント学会のコンセンサスレポートを引用しますと、5年維持成功率が天然歯のブリッジで93.8%、インプラントのブリッジで95.2%、単独のインプラントで94.5%、10年維持成功率が天然歯のブリッジで80.3%、インプラントのブリッジで86.7%、単独のインプラントで89.4%となっています。維持成功率ではインプラントの方が天然歯のブリッジより優れていると言えます。
2011年4月 9日
【インプラントに対する不安】本当にインプラントが必要なの?

ある治療方法の長所はある人にとってはメリットとなるかもしれませんが、別の人にとってはデメリットなるかもしれません。その人のお口の状態や、お仕事の都合や経済的な状況によって、治療法がベストなのかは人によって異なります。総合的に考え、適切なアドバイスをいたします。それぞれの治療法を良く理解し、ご自分にあった治療法を納得がいくまで考えて選んで頂ければ、決して後悔することはないと思います。
2011年4月 8日
【インプラントに対する不安】痛いのが嫌だ
インプラントを入れるには手術が不可欠です。しかし、患者さんにとって手術は嫌なもの。出来るだけ「痛くない」「腫れない」といったことを希望されるのは当然のことです。痛みや腫れを少なくするには、低侵襲(出来るだけ組織を傷つけない)な手術を行うことが大切です。
1.切開を出来るだけ小さくすることで、腫れや痛みがかなり少なくなります。症例によっては切開せず(フラップレスサージェリー)にインプラントを入れることが可能です。
2.グラフトレス(骨移植をしない)ソリューション 腫れや痛みの出やすい骨移植を出来るだけ避けて、インプラントを入れていきます。同時に、治療期間の短縮や治療費を抑えることにもなります。
3.少ない手術回数 これまでは、インプラントを入れるのには最低2回の手術が必要でしたが、現在ほとんどの症例で1回の手術で入れることができます。
4.血管や神経などの軟組織を傷つけること無く骨を削ることができる超音波切削機(ピエゾサージェリー)を備えています。上顎洞挙上術や、骨移植、抜歯などで骨を削る際に低侵襲な手術が可能となります。
2011年4月 7日
【インプラントに対する不安】痛みや腫れはどれくらい?
もちろん、手術中は麻酔が効いている限り痛みはありません。ただ問題は、麻酔が切れてから痛みが出るかどうかです。当院の治療では、骨の状態がよく、インプラントを入れるだけの手術ですめば痛みはほとんどでないようです。わずかに骨が足ず、インプラントを入れるのと同時に簡単な骨の造成術を行った場合でも、痛み止めを1~2回服用する程度で治まります。
また当院では、麻酔が切れてから痛みが出ないように、手術直前に痛み止めを服用して頂き、麻酔が切れる頃に痛み止めが十分作用するよう配慮していますので、患者さんはほとんど痛みがなかったとおっしゃっています。
手術した部位は、術後数日は触れば若干の痛みはありますが、仕事に集中できないような痛みはほとんどありません。これまでの経験では、2割くらいの方が、手術前の痛み止めだけで追加服用は無く、7割くらいの方が1~2錠追加服用されるようです。残りの1割の方は、大掛かりな骨造成術を行った場合や、手術に時間がかかった場合で、術後3日程腫れと痛みが出ました。
このように、術後の痛みについての傾向は分っていますので、あらかじめ患者さんにご説明してから手術を受けてもらっています。
2011年4月 6日
【インプラントに対する不安】偶発症が怖い
「インプラント治療は安全でなければならない。」とはインプラントを提唱したブローネマルク先生のお言葉です。当院では「絶対に事故を起こしてはならない」という心構えでインプラント治療に挑み、最先端の技術を取り入れながら安心安全なインプラント治療を目指しています。
3Dシミュレーション
安全な治療には正確な診査診断と、正しい治療計画が不可欠です。当院は、すべての症例でCT診断を行い、骨の質や量、神経・血管の走行などを診査し、コンピュータで3Dシミュレーションを行います。そして、その結果を患者さんに詳細に説明しています。
ガイデットサージェリー
より正確な手術を行うために、ガイデットサージェリーを行います。これは、コンピュータで製作されたドリルガイドを使い、シミュレーション通りにインプラントを入れる手法です。
救急医療設備
何事も絶対安全ということはありません。必ず、万一のことが起きた場合の対処法を準備しておかなくてはなりません。当院では、酸素やAED、救急医薬品など救急医療設備の設置を整え、近隣の病院と緊急時の連絡体制を取っています。
2011年4月 5日
【インプラントに対する不安】歯科医師の技術が不安だ
国際インプラント学会の認定医が治療を行います。インプラントの手術に必要な技術として、骨造成術(上顎洞挙上術や様々な骨移植)、スプリットクレスト、ガイデットサージェリー、即時荷重、即時埋入、成長因子の応用などを習得しています。また、補綴の専門家でもありますので、様々な機能回復のオプションをご提案したり、審美性の回復にも力を入れています。
当院の技術をご理解頂くために、多数の症例を「症例集」や「ブログ」でご紹介していますのでご参照ください。
2011年4月 4日
【インプラントに対する不安】費用が心配
基本的な費用は料金表に提示してある通りです。当院では、インプラント治療を始める前に最終的にかかる総額をお見積りで提示しています。途中、手術内容に変更が合った場合でも、減額することはあっても、お見積りより高額な請求をすることはありません。
また、お支払いも、治療開始時に着手金として半額お支払い頂き、残金は治療がすべて終わってからのご清算としています。お支払いには、各種カードやデンタルローンも取り扱っています。
2011年4月 3日
【インプラントに対する不安】インプラントは一生ものか?
インプラントは人工物ですから、天然歯のように一生大丈夫だと保証できるものではありません。しかし、お手入れを怠らなければ、かなり長期間安定して使用できることが知られています。実際、世界で最初に入れられたインプラントは、患者さんが亡くなるまでの40年間、問題なく機能していたそうです。
万一、インプラントにトラブルが生じた場合も、長期間の保証制度を設けています。詳しくは保証制度をご参照ください。
2011年4月 2日
【当院の治療の特徴】品質の高いインプラントを適材適所に
インプラントは、様々なメーカーがあり、それぞれに利点欠点があります。当院では、アストラテック、ノーベルバイオケア、3iインプラントイノベーションの3社のインプラントを症例に応じて使い分けています。どれも欧米では評価が高く、高いシェアを占めています。
2011年4月 1日
【当院の治療の特徴】他院で治療を断られた方もぜひ
「他院でインプラントを相談したら『十分な顎の骨がない』といって治療を断られた」という方はいらっしゃいませんか?インプラントは、骨にネジを埋め込むもので、骨が十分になければ入れることができません。かつては、骨のないところにインプラントは入れられませんでした。
しかし、現在では骨移植の術式が確立しこれまで不可能だった部位にインプラントを入れることができるようになりました。とはいえ、こうした治療ができる技術を持った歯科医師はあまり多くありません。顎の骨の問題でインプラントを断られたという方は、ぜひ当院までご相談ください。
PRGF
最先端の一つである、PRGF(成長因子)を使用しています。これは、自己血から採取し、抜歯の後の穴に入れたり、骨移植に適用することで、骨や組織の再生を促してくれます。2010年のウィンブルドンで優勝したナダル選手が、故障した両膝の治療にPRGFを使って奇跡の復活を遂げたというニュースは、PRGFを世に知らしめることになりました。また、ブラジルサッカーのロナウドや、ご存知タイガーウッズも同様の治療を受けており、現在非常に脚光を浴びている技術です。
サイナスリフト(ソケットリフト)
当院では、難易度の高い上顎洞挙上術(サイナスリフト)を行っています。上顎奥歯の骨の厚みが1mm以下でもインプラントを入れることができます。サイナスリフトは、他の骨移植に比べて最も成功率の高い術式ですが、外科の難易度が高く、施術している医院は限られています。

2011年3月31日
【当院の治療の特徴】治療費用や期間を節約できる。All-on-4
全顎的に歯がない場合、これまでのインプラント治療では、上下のあごでそれぞれ8本程度、計16本ほどのインプラント体を固定する必要がありました。そのぶん費用がかさんでしまったり、さらに大掛かりな手術が必要になったり、治療期間が長くかかるなど、多くのデメリットがありました。
しかし、All-on-4(オールオンフォー)では、たった4本のインプラントをあごに埋め込むことで、入れ歯を固定する治療する方法です。従来の治療方法に比べ、費用・治療期間・身体的負担などを大きく軽減することができるようになりました。
特に治療期間に関しては、多くの場合日帰りで手術ができるため、その日に食事ができるのも大きな特徴です(※患者さんのあご骨・歯肉の状態による)また、「骨が少ないため通常のインプラント手術は難しい」と一度診断されてしまった方でも、前歯部分に残っているかたい骨を最大限利用することで、ほとんどの場合、安全に治療ができます。
2011年3月21日
骨を再生させインプラントを入れた症例
●歯を抜くと骨が無くなる

50歳代の女性です。右の奥歯が度々腫れて出血するとのことで、来院されました。レントゲン写真をご覧ください。写真の中央にある歯が問題の奥歯です。残念ながら、抜歯しなければなりません。そして、患者さんは抜歯後インプラントを希望されていました。(黄色の太いラインは神経の通っている管です。)
しかし、このまま抜歯したらどうなるか。既に、骨が無くなっていますので、インプラントを入れるのに十分な量の骨が見込めません。そこで、抜歯前にひと工夫して骨を再生することにしました。
●健全な歯の根の周囲には骨が再生する
人間の体は実に良く出来ていて、失われたものを再生する能力があります。歯の根にある歯根膜と呼ばれる組織が健全であれば、その周りに骨が再生されます。この仕組みをうまく使ったのが、歯牙移植であり、歯科矯正なのです。

人間の体は、不要なものを体の外に出そうとします。歯の根に汚れがついていれば、歯の根を外に出そうとします。その原理を利用すると、歯を削って歯の根に力がかからないようにしておけば、自然と歯の根の汚れた部分が外に出てきてくれます。そして、それに引っ張られるように健全な部分の下に骨が再生されます。(ちょっとイメージしにくいですね。)これを、自然挺出と呼んでいます。

自然挺出が止まるると、少し歯の根がしっかりしてきます。その後、矯正用のゴムを使ってさらに歯の根を引っ張り出します。

実は、歯を矯正で引っ張り出すだけで十分な骨の再生が見込めれば良かったのですが、引っ張り出しをするアンカー(錨の役目をする歯)から遠く、うまく力をかけられなかったため、途中で断念して抜歯を行いました。抜歯した後なるべく骨が再生するように、さらに非吸収性の膜を入れたり、PRGF(成長因子)を入れたりして、骨の再生に努力しました。
矯正による引っぱり出しが非常に功を奏したケースは、「歯を引っ張り出して歯茎を作った症例」をご覧ください。

そして、インプラントを入れた時の写真がこれです。苦労の甲斐あって、今回歯を抜いたところの骨は十分にありました。しかし、既に抜いてあった部位の骨の厚みが足りなかったため、人工骨を使った骨移植を行っています。(写真向かって右側のインプラントに人工骨移植)

術前と術後の写真を重ね合わせたものです。骨が再生していることがお分かり頂けると思います。
実は、骨の再生には難易度があります。インプラントの太さに影響する骨の幅を増やすのは比較的易しいのですが、インプラントの長さに影響する骨の高さを増やすことは、非常に難しいのです。今回、その難しい垂直的な骨の再生を手術すること無く行えたことは、患者さんにとってとてもメリットのあることではないかと思います。
もし、インプラントをお考えであれば、歯を抜く前から戦略的な治療計画を立案することがとても大切になってきます。
2011年1月24日
入れ歯ができるまで
よく患者さんから、「入れ歯を作るのにどれくらいかかりますかと?」と聞かれます。入れ歯を作る行程は、無くなった歯の数や、残っている歯の状態、使用する素材などによって異なるため、一概にどれくらいとはいえませんが、比較的一般的な例でお話しします。
診査・診断・設計
まず、患者さんのお口の状態を良く診査します。そして、患者さんの要望や、お口の現状をふまえた上で、入れ歯の設計をします。入れ歯の設計とは、どういった素材を使うとか、どの歯にバネをかけるとか、どれくらいの大きさの入れ歯を作るかといったことです。
前処置
入れ歯を作り始める前に、まず残っている歯を治療します。せっかく新しい入れ歯を作っても、「バネをかけている歯がダメになってまた作り直し」ということがないように、入れ歯作りに関係する歯をすべて治療します。
型取り
いよいよ型取りに入ります。やり方はいくつかありますが、大きな入れ歯や、精巧な入れ歯を作るためには、型を2回取ります。1回目は大まかな型を取り、患者さん専用の枠を作ります。2回目は、その枠を使って精密な型を取ります。
噛み合わせ
型を取ったら、噛み合わせをとります。特に、残っている歯が少なくて噛み合わせが決まりにくい場合には、歯の部分をロウで作り、噛み合わせをとります。
試適
型取りと、噛み合わせが決まると、次に人工歯を1本ずつならべていきます。この段階では、人工歯をロウで固定します。そして、ロウでできた入れ歯に問題がないか、お口の中に入れて確認します。金属で出来た入れ歯を作る場合は、この段階で骨組みが合っているかどうかお口の中で確認します。
完成
最後に、ロウで出来た入れ歯を型に入れて、ロウを溶かし、そこにプラスティックを流し込みます。そうして固めた物を磨いて、微調整をして入れ歯の完成です。完成した入れ歯は、そのままでは使えません。さらに、お口の中で微調整をしてから、患者さんに使っていただきます。
調整
入れ歯は、どんなに精密に作っても多少の誤差が生じます。やはり、何度か調整をして、たくさんのステップで生じたエラーを修正していきます。
このように、入れ歯を作るには様々なステップを必要とします。早くて3回ほどの通院で作ることも出来ますが、精巧な義歯を作るには最低でも5回ほどかかります。ですから、おおよその目安として、1ヶ月ぐらいと考えてください。
本当に歯周病をご存じですか?
歯周病という病名は国民に認知されてきたようですが、正しく理解している人はまだまだ少ないように思います。歯周病とは、歯の周囲に付いた汚れが原因で歯肉や歯を支える骨に炎症が起こり、歯肉の出血や腫れ、歯の動揺や脱落といった症状を引き起こす疾患です。
そしてその治療法は、歯の汚れを取り 、炎症を抑えることが最も重要なことといえます。歯の汚れを取るには、毎日のブラッシングを確実に行い、歯科医院で歯石の除去や汚れが溜まりやすい歯の形態を修正したりすることが必要です。これは、簡単そうに見えて実はかなり大変なことです。
では、治療の流れを見ていきましょう。

治療の流れ
診査診断
歯周病の審査項目は、問診、X線写真、ポケット検査、動揺度、細菌検査、プラークコントロールレコード、口腔内写真、診断用模型などがあります。すべてこなせば1時間近くかかりますが、基本的には必要な項目をピックアップしておこないます(太字の項目は必須)。
治療計画の立案
データがそろったところで、治療計画を決めます。歯周病だけのことを考えればよければ、治療計画はそれほど難しいものではありませんが、入れ歯を作ったり、歯を抜かなければならなかったりと、考えなければならないことはたくさんあります。
ブラッシング指導
まず、毎日のブラッシングが何より重要ですから、歯磨き指導を行います。歯磨きの目安にはプラークコントロールレコードという数値を参考にします。これは、汚れが歯面全体に付いていた場合が100%で、全く付いていないものが0%というもので、全国平均が40%台といわれており、歯周病を治すためには20%以下を目標値にして指導を行います。歯周病の患者さんは80%以上の場合が多く、20%以下というのは容易ではありません。
歯石の除去
ブラッシングでは取れない歯石を超音波や専用器具で取ります。これは、程度にもよりますが平均して1回40分を4~5回行います。 当院では、スコープ(拡大鏡)を使って、裸眼では見つけにくい歯石をできるだけ確実に取るようにしています。そのため、多少時間がかかります。
再評価
一通り歯石の除去が終わると、症状の再評価をします。ここで、炎症が認められなければメインテナンスに入りますが、炎症が残っていた場合 、歯肉を切開して外科的に歯石を除去するのか、あるいは非外科的処置を行うのか判断します。
外科処置
歯肉ポケットの深さが5mm以上あると非外科的に歯石を取ることは難しいと言われています。特に、臼歯のように腹根歯(根が複数ある)では、インスツルメントを届かせることができないようなこともあります。このようなケースでは外科的処置を行います。
再生療法
歯周病によって失われた組織は、自然治癒により再生することはありません。つまりブラッシング指導や歯石の除去は、炎症を抑え、組織破壊の進行を抑えることはできますが、決して元のような骨や歯肉に戻るわけではありません。しかし、部位によっては再生療法を適用する ことにより、骨や歯肉を回復させることができます。
当院では、エムドゲインというタンパク質を使って失われた歯周組織を再生する方法とGTRという合成膜を使って再生する方法を行っています。
メインテナンス
メインテナンスは、3~6ヶ月ごとにおこないます。メインテナンスの目的は、歯石や炎症がないことを確認することであり、たまった歯石を取ることではありません。歯周病の再発防止と健康の状態を維持してゆくために、定期的に検査と予防処置を行うことが必要です。
材質の選択
最近、テレビコマーシャルで流れていましたが、選択肢が多いと選べないということは、よくあることです。歯科材料は日進月歩で、専門外の患者さんに何がよいか選んでくださいと言ったところで、選べるわけがありません。
材質について、すべて患者さんが独自に調べ、選ぶのでしたら問題ありませんが、歯科医が説明する内容は、すでに歯科医の主観が入っているため、決して客観的とはいえません。すなわち、歯科医が良いと思ったものはよく話しますし、悪いと思ったものは悪く話すのが当たり前だからです。ですから、当院では保険適用のものと、自費診療の最適なものの二者択一で選んでいただいています。
小・中の虫歯
・前歯/レジン充填
・奥歯/レジン充填 作業が難しい場合はメタルインレー
大きな虫歯
・前歯/オールセラミック 硬質レジン前装冠
・小臼歯/上顎/オールセラミック メタルボンド メタルクラウン
/下顎/メタルボンド メタルクラウン
・大臼歯/上顎 メタルボンド メタルクラウン
/下顎/メタルボンド メタルクラウン
では、どのように決めたらよいのでしょう。まず、譲れないことを考えてください。例えば、「銀歯は嫌だ。」とか「経済的に難しい。」といったことがあれば、自ずと選択肢が少なくなります。また、その歯のおかれている状態も重要です。
あまり状態の良くない歯に、高額なものを入れてもすぐに無駄になってしまうかもしれないですし、逆に状態が良ければいいものを入れて長く使うことができるかもしれません。一度、入れてしまえばやり直すのはそれなりの費用と労力がかかります。また、やり直しによる歯のダメージも大きくなります。材料の特性を十分ご理解いただき、後悔のない選択をして頂けるよう願ってやみません。
材質について
保険の金属
保険の金属は金銀パラジウムという合金が使われています。この合金は、メーカーによって成分は異なりますが、ほとんどの製品でNi(ニッケル)を含んでいます。Niは、もっとも金属アレルギーを起こしやすい元素の一つと言われています。また、酸化も早く、すぐ口腔内で黒変してしまいます。不純物の含有量が多いほど黒変しやすいため、材料の善し悪しを見分ける判断材料になります。
かつてはアマルガムといわれる水銀と亜鉛の合金が使われていましたが、環境汚染の問題で現在はほとんど使われていません。
アレルギー
保険適用の材料
パラジウム合金/もっともアレルギーを起こしやすいNi(ニッケル)が含まれているため、金属アレルギーの方にはおすすめできません。
コバルトクロム合金/これも、アレルギーを起こしやすいCo(コバルト)が含まれています。
自費診療の材料
PGA/プラチナと金の合金ですが、時々金にもアレルギーを起こす方がいらっしゃいます。
チタン/ほとんどのインプランに用いられていますが、安定した金属で生体親和性が高く、アレルギーの心配はほとんどありません。
セラミック/アレルギーの心配はありません。
失われた組織は回復するか?
歯周病によって失われた組織は本当に回復するのでしょうか?答えは、Yesですが、一部分だけです。歯根の周囲の骨が水が引いたように水平的に吸収を起こしていれば無理です。再生が可能なのは、垂直的骨吸収といわれる、クレーター状の骨吸収のみです。

エムドゲイン
エムドゲイン®ゲル
エムドゲイン®ゲルは、スウェーデンのビオラ社で開発された新しいブタ歯胚組織使用歯周組織再生用材料です。エムドゲイン®ゲルの主成分(エナメルマトリックスデリバティブ)は、子供の頃、歯が生えてくる時に重要な働きをするたん白質の一種です。現在の科学水準に基づく高い安全性確保の下、幼若ブタの歯胚から抽出精製したもので、2008年5月現在、世界44ヵ国で使用されています。(エムドゲインのパンフレットより)
手術の手順

手術は、歯周病の初期治療が終わってから行います。まず、①麻酔を効かせてから②切開を行います。③ 歯肉を骨膜より剥離して歯の根面を露出し、④根面に付いている汚れをきれいに落とします。⑤根面がきれいになったら、エムドゲインゲルを塗布して⑥粘膜を閉じ、縫合します。部位にもよりますが30分~1時間の手術になります。
よく聞かれる質問
痛いですか?
痛くないとは言えません。手術ですから多少の痛みは覚悟してください。といっても、麻酔をする時の痛みがほとんどで、手術中の痛みはほとんどありません。また、手術前あるいは直後に痛み止めを飲んでおけば術後の痛みもそれほどありません。いつも糸を抜くときに患者さんに痛みについてお聞きするのですが、ほとんどの方が想像していたより大したことなかったといわれます。
どれくらい治りますか?
治療の効果には症例によって異なります。垂直的骨欠損と呼ばれるクレーター状の欠損であれば比較的多くの再生が望めますが、水平的骨欠損と呼ばれる水位が下がったような欠損では再生は望めません。エムドゲインの治療は万能ではなく、症例により効果が異なるため、術前の診断が非常に重要になります。
どれくらいで骨ができますか?
少なくとも半年以上かかります。
副作用はありませんか?
今のところアレルギーやエムドゲインが原因と考えられる副作用は報告されていません。
動物タンパクを体内に入れるのは不安です
確かに、できれば入れない方がいいと思いますが、治療しなければ歯を早くに失うことになります。かといって、未知の病原体に感染しないという保証は誰もできません。今言えることは、現在の科学水準に基づく高い安全性確保を確保しているというところまでです。あとは、メリットとデメリットを天秤にかけお考えください。

PRGF
PRGFとは、血液中を遠心分離器にかけて血小板を多く含む層を取り出し、血小板中に含まれる成長因子を治癒させたい部位に塗布することで、組織の再生を促す手法です。歯周病の場合は、歯肉を剥離して根面を清掃した後にPRGFを塗布します。これは、スペインで開発され、歯科領域だけにとどまらずスポーツ医学や皮膚科、整形外科など幅広い分野で応用されています。特に、有名スポーツ選手のけがの手術に用いられて有名になったと言われています。似たようなものに、PRPというものがあります。
これは、最近美容外科などでシワ取りに使われており、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。違いは、PRPは白血球を含み、PRGFは白血球を含んでいないところです。成長因子の濃度はPRPに及ばないものの、PRGFは、白血球を含んでいないため炎症が起こりにくいと言われています。PRPは一時期歯科において脚光を浴びましたが、その後「効果を証明できない」とする論文が相次ぎ、現在もその効果については懐疑的です。
では、PRGFについては効果が期待できるのかと問われれば、今のところ「Yes」と言うだけの研究結果が出ているわけではありません。ただ、ヨーロッパでPRGFが普及し始めているのは、臨床的な感覚で効果を肌で感じているからに他なりません。
歯周病の再生療法において本法が適応できるかどうかについても同様のことがいえます。当院のスタンスとしては、
1.自己血を用いるために、未知の病原体や感染のリスクがなく、安全である。
2.歯肉を剥離する手術を行って、何も入れないよりもPRGFを入れた方が効果を期待できる。
PRGFを知ったのは、2008年2月にボストンで行われた、インプラント学会に参加したときでした。当時はまだ日本には導入されておらず、7月に最初の講習会が開かれ、9月より導入し始めたばかりの手法であるため、現段階では私自身も効果を確信しているわけではありません。ただ、理論的には優れており、安全で安価に行える手法として期待しています。
GTR法
再生療法として最も歴史のあるものがGTR(Guided Tissue Regeneration)法です。これは、特殊な膜をゴアテックス(GoreTex)を特殊加工して、歯周組織の再生を促す治療法です。
興味深いことに、組織の治癒のスピードには差があります。上皮と呼ばれる皮膚や粘膜を構成する組織は再生のスピードが速く、靱帯や骨組織はそれに比べ再生が遅れます。たとえば、歯の周りの汚れをきれいに取り除き、骨の再生を期待しても、先に上皮が再生してしまい、骨の再生する場を奪ってしまうのです。
そこで、通気性はいいが水をはじくといった特性を持ち、スポーツウェアなどにもよく使われているゴアテックスという素材を特殊加工して、血液は通すが細胞は通さないという膜(メンブレン)を作り、骨を再生させたい部位において上皮性組織と骨組織を隔離することによって、骨の再生を促すといった手法が臨床応用されています。
術式は、まず歯肉を切開剥離して歯根に付着している歯石や細菌を含んだセメント質をきれいに除去します。骨が再生して欲しい部位をゴアテックスで覆い被せ、歯肉を閉じます。4週~8週間、定期的な経過観察を行った後、ゴアテックスを取り出します。
当院でも、ご希望があればGTR法を行いますが、基本的にはあまりおすすめしていません。
1.技術的に非常に高度なテクニックを要します。つまり、失敗するリスクも高くなります。
2.ゴアテックスが露出する可能性が50%と高く、露出した場合、頻繁に消毒を行わなければなりません。
3.複数歯にわたる処置の場合、非常に難しくなります。
4.手術を2回行わなければなりません。
中~重度の歯周病の方

抗菌療法は、ブラッシング指導や通常の歯石を取る治療では治せないような症例に対して、行います。そもそも歯周病は、歯周病菌による感染症であり、歯石の除去と一緒に抗生剤を併用することにより、より効果的に感染源を除去しようと考え出されたものです。
抗菌療法の適応症例は、治りにくい中~重度の歯周病の方、あるいは特異的な細菌感染により急速に進行する侵襲性歯周炎の方などに有効です。これらの適応症を判定するのに、まず細菌検査を行います。これは、唾液やお口の中に残っている汚れ(プラーク)などを採取し、細菌を培養することで、菌の種類を同定する検査です。
細菌の種類が検査によりわかると、その菌に効果のある抗生剤を服用しながら、短期間(抗生剤が効いている間)にお口の中のすべての歯石や細菌性の沈着物を除去します。歯周病菌のなかには歯肉組織内に侵入するものがあるため、通常の機械的な歯石の除去だけでは歯周病を治すことができませんが、抗生剤を併用することにより歯肉内の細菌も同時に除去することが可能となります。
一通りの治療が終われば、細菌検査をもう一度行い、細菌がなくなったかどうかを確認します。
抗菌療法は効果的な治療法の一つですが、誰にでもお勧めできる治療法ではありません。抗生剤を使う関係上、薬物アレルギーの問題や耐性菌の問題もあります。また、短期間に集中して治療を行うため1回の治療時間が長くなり、通っていただく頻度も多くなります。細菌検査や抗生剤の使用も抗菌療法を行うといった名目では保険適用外となります。(抗菌療法は保険で認められた治療法ではないため基本的に自費診療となります。)
レジン充填
硬質レジンと呼ばれる、硬質のプラスティック詰めめるやりかたです。
<メリット>
・1回で終わる。
・歯を削る量が少ない。
・歯と同じ色できれいに仕上がる。
<デメリット>
・技術的に難しく、きれいに仕上げるには時間がかかる。
・奥歯において、隣接面(歯と歯の間)に詰めるのは特に難しい。写真参照
・隣接面では強度不足により破折しやすい。
・時間がたつと劣化により変色する(使う材料や研磨方法によっても異なります)。
何より、1回で終わり、きれいで、歯を削る量が少ないというのは、理想的な材料だと思います。しかし、虫歯が大きいと、技術的な難易度が高くなり、強度の問題もでてきます。
<適応症>
比較的小さな虫歯
メタルインレー
虫歯を削り、型を取って、詰めるやり方です。
<メリット>
・模型上で詰め物を作成するのできれいに仕上がります。
・奥歯の隣接面(歯と歯の間)では、特に有効です。
・強度がある。
<デメリット>
・歯を削る量が多い。
・型を取ってできあがるるまで時間がかかり、治療回数も2回必要。
・仮詰めの間に、歯質が感染する。また、しみるなどのトラブルも生じやすい。
・金属は熱伝導率が高いため、凍みやすい。
・見た目が悪い。
咬む力の強い方には、有効な手法です。特に奥歯の隣接面では威力を発揮します。反面、凍みやすい、見た目が悪いといったデメリットがあり、当院ではあまり行っていません。
<当院でメタルインレーを選択する基準>
・奥歯の隣接面にものが詰まりやすい場合
・プラスティックでは強度的に足りないと考えられたとき
・見えにくい奥歯で、レジン充填の作業ができない場合
<適応症>
目立たない奥歯の中等度の虫歯
白いインレー
上記のメタルインレーとやり方は同じですが、材質が異なります。硬質レジン・ハイブリッド(レジンとセラミックの混合)・セラミックの3種類に分けられます。
<メリット>
・模型上で詰め物を作成するのできれいに仕上がります。
・奥歯の隣接面(歯と歯の間)では、特に有効です。
・見た目もきれいです。
<デメリット>
・歯を削る量が多い。メタルインレーよりさらに削ることがあります。
・型を取ってできあがるるまで時間がかかり、治療回数も2回必要。
・仮詰めの間に、歯質が感染する。また、しみるなどのトラブルも生じやすい。
・金属に比べ破折しやすい。
・セメントライン(歯質とインレーの境)が時間がたつと変色し、見苦しくなる。また、硬質レジンとハイブリッドの場合、インレー自体も変色する。
以前、ハイブリッドインレーを使いましたが、経時的に見苦しくなってしまい、思ったほど長期間の使用に耐えられませんでした。また、セラミックインレーや硬質レジンインレーも、他院の症例をいくつか見ましたが、高い評価を与えらるものはほとんどありません。
<適応症>
比較的目に付きやすい奥歯の中等度の虫歯
メタルクラウン
俗に言う銀歯というもので、大きな虫歯や、神経を取ってしまった歯に、被せものです。
保険ではパラジウム合金 自費では金合金
<メリット>
・歯に覆い被せるため、歯質の破折を防ぐことができる。
・歯質と強固に接合させるため、ブリッジの支台となる。
<デメリット>
・見た目がよくない。
・歯を全周に渡り削らなければならない。
・歯髄が残っている場合、知覚過敏を起こすことがある。
・型を取って、入れるまでに時間がかかる。(通常1週間)
・パラジウム合金の場合アレルギーを引き起こす可能性がある。また、参加して黒変する。
神経を取った歯や、ブリッジの支台としては、とても有効な方法です。
<適応症>
目立たない奥歯の大きな虫歯
硬質レジン前装冠
金属の表面に硬質レジン(プラスティック)を貼り付けたあるものです。安価に白い歯を入れることができます。
<メリット>
・保険適用
・安価
・内面は金属なのでメタルクラウンと同じメリットがある
<デメリット>
・発色が悪く、天然歯と比べると見劣りする。
・保険制度では犬歯より前の歯しか適用されない。(小臼歯は不適応)
・硬質レジンがはがれやすい。
・硬質レジンが時間とともに茶色に変色する。
・卑金属を使っているため、黒変したり金属アレルギーを引き起こしたりする。
前歯の修復に使います。作った当初はきれいですが、経時的に茶褐色に変色してきます。
<適応症>
前歯の大きな虫歯 保険適応
メタルボンド
金属の表面にセラミックを焼き付けてあります。金属の強度とセラミックの審美性を併せ持っています。
<メリット>
・天然歯に似せた色調を出すことができます。
・変色がありません。
・強度があります。
・適合性が高い。
<デメリット>
・内面に金属を使っているため、色を出すために歯を削る量が多い。
・金属を使っているため、天然歯と色調が若干異なる。
・境目の金属が見えてしまうため、歯肉が退縮すると黒いラインが見えて見苦しくなる。
もう、20年以上前から使われている材料ですが、年々改良が加えられ審美性に優れ強度のあるものとなっています。ただ、内面に金属を使っているため、歯肉が退縮してしまったときに、メタルの色が見えて見苦しくなってしまいます。そのため、歯肉が退縮しても目立たない、奥歯に用います。
<適応症>
奥歯の大きな虫歯 インプラント
オールセラミッククラウン
金属を一切使わず、セラミックだけで作る被せものです。
<メリット>
・天然歯と同じような構造色を作り出せるため、非常にきれいな発色をしている。
・金属を使っていないため、アレルギーの心配がない
<デメリット>
・メタルボンドに比べ、強度が劣る。
最近注目されている材質です。特に金属アレルギーの方や、審美性を追求される方にはおすすめの材質です。
<適応症>
前歯の大きな虫歯
知覚過敏
歯を磨いたり、冷たい水でうがいをしたときに、歯がしみる症状を知覚過敏といいます。これには、2つ原因があります。
一つは歯が欠けたり、削れたりして歯質が薄くなって起こります。もう一つは、神経が何らかの原因で炎症を起こし、過敏に反応して起こります。前者の特徴としては、知覚過敏用の薬を塗って対応できるケースが多く、後者は薬を塗っても治りにくく、原因を除去しない限り収まらないケースが多いのが特徴です。後者の何らかの原因というのは、虫歯であったり、歯周病であったり、外傷であったりします。ただ、原因の特定できないケースも多く、知覚過敏は厄介な症状だといえます。
Ut wisi enim ad minim veniam, quis nostrud exerci tation ullamcorper suscipit lobortis nisl ut aliquip ex ea commodo consequat. Duis autem vel eum iriure dolor in hendrerit in vulputate velit esse molestie consequat.
歯髄炎
虫歯が大きくなると、神経に細菌が感染して炎症を起こします。これを歯髄炎といいますが、これには、治療すれば治る可逆性歯髄炎と、治療しても治らない不可逆性歯髄炎とに分けることができます。
可逆性歯髄炎の特徴として、しみるのが軽度であったり、冷たいものに対してだけしみるといったことがあげられます。不可逆性歯髄炎の特徴は、かなりしみ方が強く、刺激を加えてからしばらく痛みが残るような場合や、冷たいものには反応せず暖かいもので歯がしみたりするといった症状があげられます。
歯の神経は、表層に冷たいものを感じるセンサーが多く点在し、深部に温かいものを感じるセンサーが多く存在しています。そのため、炎症が表層のみの場合冷たいものに反応しやすく、炎症が表層のセンサーは破壊され感じなくなり深層のセンサーが温かいものに反応しやすくなるということが起こります。
不可逆性歯髄炎が進行すると、痛み止めを飲んでも夜眠れないほどの非常に強い痛みが生じ、しばらくすると神経が死んでしまいます。神経が死んでしまえばいったん痛みは治まりますが、運が悪いと痛みが再発して物をかむことができなくなってしまいます。これは、炎症が歯の周囲にまで及んでしまう歯根膜炎という段階まで進んだからで、治すのも大変でとても時間のかかる治療となります。中には完治せず、ずっと違和感が残ってしまうケースもあります。
根尖病巣
神経が死んでしまって、そのままにしておくと、歯髄腔と呼ばれる神経の入っていた空間が細菌の繁殖の温床となってしまいます。細菌は毒素を出すため、歯に神経が入る入り口から逆に毒素が放出され、根の先に炎症を引き起こします。
厄介なことに、このような炎症が起こってもほとんど痛みを生じないため、気がつかないことが多く、歯科検診などでレントゲンを撮った際に初めて指摘されるといったケースがとても多いといえます。これが大きくなると、歯肉の根元に小さな穴が開いて膿が出てきたり、咬むと違和感が生じたりします。さらに進行すると、顎の皮膚を突き抜けて膿が出てくる場合もあります。
根の治療
炎症を起こした神経を取ったり、死んでしまった神経を取り除いたりする治療を根管治療といいます。歯の根は、前歯は1本ですが、小休止は2本、大臼歯は3本と奥になるに従いその本数は多くなり、なおかつ細く、見え辛くなります。
そして、一度神経が死んでしまう時の痛みの峠を越してしまうと、意外に痛みが引くことが多く、症状のないところの治療に大きな負担がかかるため、患者さんの理解が得られないこともあります。そのため、根の治療は患者さんにも歯科医師にも地道で辛い作業だといえます。
Lorem ipsum dolor sit amet, consetetur sadipscing elitr, sed diam nonumy eirmod tempor invidunt ut labore et dolore magna aliquyam erat, sed diam voluptua. At vero eos et accusam et justo duo dolores et ea rebum. Stet clita kasd gubergren, no sea takimata sanctus est.
治療方針
小児の場合:成長発育・歯の生え替わりに合わせた治療を行います。出歯や受け口などの骨格的な不正咬合では、取り外しの装置を用いて顎の成長誘導または抑制などを行います。生え替わりや噛み合わせが特に心配な場合は、4-5歳の乳歯の段階からでも治療を行います。早めに一度矯正医にご相談ください。
小児期からの場合、治療期間は長くなりますが、治療の間隔は1ヶ月ないし2-3ヶ月に1回(観察期間中)となります。治療費は前期(乳歯交換終了まで)・後期(永久歯列)で分かれますが、詳細はお尋ね下さい。
成人の場合:部分矯正から全体の矯正まで、また補綴治療の前処置や歯周病治療の一環として治療を行います。主に歯に直接ワイヤーを取り付ける治療となりますが、前歯には審美性の高いクリアブラケットを用います。
期間は症例により異なりますが、原則月1回の治療で、多くは半年から2年位です。痛みなどは最初の1-2週間がきついこともありますが、大概慣れてくれば問題ありません。治療後には1-2年の保定期間(リテーナー装置)が必要となります。
特殊な矯正
舌側矯正
小児の場合:成長発育・歯の生え替わりに合わせた治療を行います。出歯や受け口などの骨格的な不正咬合では、取り外しの装置を用いて顎の成長誘導または抑制などを行います。生え替わりや噛み合わせが特に心配な場合は、4-5歳の乳歯の段階からでも治療を行います。早めに一度矯正医にご相談ください。
小児期からの場合、治療期間は長くなりますが、治療の間隔は1ヶ月ないし2-3ヶ月に1回(観察期間中)となります。治療費は前期(乳歯交換終了まで)・後期(永久歯列)で分かれますが、詳細はお尋ね下さい。
成人の場合:部分矯正から全体の矯正まで、また補綴治療の前処置や歯周病治療の一環として治療を行います。主に歯に直接ワイヤーを取り付ける治療となりますが、前歯には審美性の高いクリアブラケットを用います。
期間は症例により異なりますが、原則月1回の治療で、多くは半年から2年位です。痛みなどは最初の1-2週間がきついこともありますが、大概慣れてくれば問題ありません。治療後には1-2年の保定期間(リテーナー装置)が必要となります。
インプラント矯正
特徴
矯正治療において歯の移動を行う場合、力の拠り所である『固定源』の確保が重要となります。通常は、移動させたい歯以外の歯、例えば大臼歯などに固定源を求めます(ホールディング・アーチ等)。さらに強い固定源が必要である場合は、頭部や頸部に顎外の固定源(ヘッドギア-等)を加強固定として用います。
しかし、これらの固定源、特にヘッドギア-などの装置は、長時間の装着を必要とし、使用する患者様ご本人の協力が不可欠なことから、良好な治療成績を得るために確実な固定源を必要とする場合、治療に限界が生じます。
そこで、歯槽骨に固定源を求め、絶対固定源とする治療法が『インプラント矯正』です。抜歯・非抜歯治療に関わらず、固定源としてチタン製のミニ・スクリューやミニ・プレートを、通常の歯科麻酔を用いて外科的に歯槽骨に埋入します(写真)。それにより、より確実で幅広い矯正治療が可能となり、よりシンプルな治療や期間的にも短縮が期待されます。埋入したスクリューやプレートは、治療後簡単に抜去でき、傷跡も特に問題はありません。
注意事項
インプラント矯正は、歯槽骨の外科的処置を必要とすることから、15歳以下の若年者や歯周疾患罹患者、また感染を起こしやすい方、歯科恐怖のある方などは適応外です。また、埋入は1本10-15分ほどで行えますが、麻酔後の若干の痛みや腫れを伴います。まれに、術後の脱落や感染がみられ、撤去や再埋入の必要(追加費用はなし)が生じることがあります。
なおインプラントの費用は自費診療で、矯正費用とは別途必要です(ミニ・スクリューの場合、左右両側で5万円程度。手術料込み)。矯正用インプラントは、いわゆる歯科用インプラント(喪失した歯の代わりに植立するもの)とは異なります。また矯正用インプラントはあくまで適応認可外使用となります(自己責任で行うものとなります)。
矯正Q&A
費用について
子供の矯正 70万〜90万円(上下顎) 別途調整量 1回5,250円
成人矯正 70万〜90万円(上下顎) 別途調整量 1回5,250円
部分矯正 5万〜30万円
治療期間について
小児の場合:成長発育・歯の生え替わりに合わせた治療を行います。出歯や受け口などの骨格的な不正咬合では、取り外しの装置を用いて顎の成長誘導または抑制などを行います。生え替わりや噛み合わせが特に心配な場合は、4-5歳の乳歯の段階からでも治療を行います。早めに一度矯正医にご相談ください。
小児期からの場合、治療期間は長くなりますが、治療の間隔は1ヶ月ないし2-3ヶ月に1回(観察期間中)となります。治療費は前期(乳歯交換終了まで)・後期(永久歯列)で分かれますが、詳細はお尋ね下さい。
成人の場合:部分矯正から全体の矯正まで、また補綴治療の前処置や歯周病治療の一環として治療を行います。主に歯に直接ワイヤーを取り付ける治療となりますが、前歯には審美性の高いクリアブラケットを用います。
期間は症例により異なりますが、原則月1回の治療で、多くは半年から2年位です。痛みなどは最初の1-2週間がきついこともありますが、大概慣れてくれば問題ありません。治療後には1-2年の保定期間(リテーナー装置)が必要となります。
メインテナンス
PMTC
ご自分で行う歯磨きでは落ちないような歯の汚れを専用の機器を用いてクリーニングします。痛みはなく、治療というより歯のエステといった感じです。
こんな効果が期待できます
・虫歯の予防
・歯周病の予防
・口臭予防
・歯を白くします
フッ素塗布
クリーニング後の歯に塗ることで歯質を強化し、虫歯にかかりにくい歯にします。これは、定期的に行うことによりより効果が高まります。
虫歯リスク検査
虫歯の原因は主に
・虫歯菌の数
・歯を守る力
・食事の習慣
これらをコントロールできれば虫歯を予防することができます。虫歯リスク検査では、虫歯菌の数と歯を守る力(唾液の量・質)を調べます。
歯周病菌検査
代表的な3種類の歯周病菌が存在するかを調べます。歯周病の方からはもちろん検出されますが、今現在歯周病の症状がない方も、検出された場合には今後の経過の指標となります。注意が必要となります。
リスク評価
虫歯菌や歯周病菌の検査などのデータをもとに、現在の状態や今後のリスクを総合的に評価します。リスク評価は、患者さんにわかり易い解説をつけ、用紙でお渡しします。聞いたけど忘れてしまった。そんなところをご自宅にお帰りになってから読み返してみてください。
ケア用品
歯ブラシやはみがき剤、デンタルリンスなどは数えきれないほどの種類があります。「何を使ったらいいでしょう?」という質問をよく受けますが、何がいいのかは人によってまちまちです。年間コースの方にはその方にあった適切なブラシや歯磨き粉などのケア用品を専門の衛生士が選んでお付けしていますので、もう迷うことはありません。
注意事項
これらは、あくまで予防とクリーニングを目的とし、保険適用外の処置です。歯周病や虫歯などの保険で定める症状が認められた場合、事前にご了解を得てから、別途保険診療を行います。(歯肉に炎症が認められた場合の歯石の除去は保険適用、歯石がわずかで炎症が認められなければ保険適用外となります。)
歯周病Q&A
1日何回歯を磨けばよいのでしょうか?
お答えする前にこちらからお伺いします、食器は1日何回洗えばよいのでしょうか?朝使った食器を洗うことなくそのまま昼食を盛りつけることができますか?どうして、お口の中だけは特別なのでしょうか?お口の中にはたくさんの細菌が常在していることをご存じですか?では、改めて考えてください。1日何回歯を磨けばよいのでしょうか?
何分ぐらい磨けばよいのですか?
再びこちらからお伺いします、食器は何分ぐらい洗えばよいのでしょうか?では、改めて考えてください。何分ぐらい磨けばよいのでしょうか?簡単ですね。
どうやって磨けているかどうか確認したらよいのでしょうか?
最も簡単な方法は、舌で触ることです。ツルツルした感じを確認してください。舌で触ってもよく分からない場合は、染め出し液を使って汚れを目で確認してください。食器を洗うときも、指でこすったり目で見たりして汚れを確認しますよね。
どんな歯ブラシがよいですか?
基本的には、どんなものでもかまいません。自分にあったものをお選び下さい。台所にあるたわしやスポンジを選ぶのと同じです。ただ、細かいことを言えば、磨き方や歯ぐきの状態によってベストなものは異なります。
電動歯ブラシはどうですか?
通常の歯ブラシを使いこなせない方が、電動歯ブラシを使っても決してきれいにはなりません。汚れの付いている場所に的確にブラシを当てなければ決して汚れを取ることはできません。それは、手動であっても電動であっても全く同じことです。電動ブラシは楽をするためだけのものと思っていただいて結構です。ただし、手が思うように動かない場合は、電動ブラシは有効です。
歯磨き剤はどれがいいですか?
なくても、ブラシだけで十分きれいになります。ただし、全く使わないと茶渋のようなステインと呼ばれる汚れが付着しますので、汚れが目立ってきたら研磨剤入りの歯磨き剤で磨いてください。
リステリンなどの洗口剤できれいになりますか?
洗口剤だけでは効果はありません。歯についた汚れは、コロニーと呼ばれる集合体を形成し、薬剤を寄せ付けないバリアを持っています。ブラシでバリアを破壊してから洗口剤を使うと効果的です。
歯医者の意見
歯磨きは食器洗いと同じだと思います。みなさんの台所には、食器を洗うためのいろんな道具をそろえてありますが、洗面所には歯ブラシと歯磨き剤だけという方が多いのではないでしょうか?
歯間ブラシやデンタルフロスなどの汚れを落とす道具、歯磨き剤や洗口剤などの洗浄剤、デンタルミラーやペンライトなどの汚れを確認する道具などさまざまな製品が市販されているにもかかわらず、なぜか歯ブラシ1本で汚れを取ろうと考えている方が多いように思います。
食器の洗い方を専門家に聞く人は果たしてどれだけいるでしょう?難しく考えないでください。食器を洗うように、お口の中もいろいろとご自分で工夫して歯磨きをしてみて下さい。
歯周病
こんな症状ありませんか
歯を磨くときにいつも出血する。疲れてくると歯が浮くような感じがする。歯がぐらぐらする。前歯が出てきた。口臭を指摘された。こういった症状があればすぐ歯周病の検査を受けてください。歯周病の怖さは、自覚症状があまりないままに進行することです。
自覚症状が出たときは既に進行していることが多く、どんな治療法を施しても決して元の状態には戻らない怖い病気です。少しでも兆候があったらもちろんのこと、日頃から定期的に歯周病の検査を受けることがとても大切です。
歯周病はどんな病気?
歯周病は、文字通り歯の周囲組織の炎症により、組織が破壊される病気です。歯周病の原因はたくさんありますが、基本的には歯の周りに汚れが付くことで炎症を引き起こします。食事をした後の歯の汚れを放置すると、それらをえさとする細菌が繁殖し、それらが出す毒素が歯ぐきや歯を支えている歯槽骨などに炎症を引き起こして破壊され、歯と歯ぐきの間の溝(ポケットと呼びます)が広がります。さらにそこに汚れが入り込むことで炎症が深く浸透していきます。
どうして元に戻らないの?
転んですりむいたときはきれいに治るのに、どうして歯周病によって破壊された組織は治らないのでしょう。歯は、それを支えている歯槽骨と歯根膜という繊維で結ばれています。歯周病では、この歯根膜繊維が破壊されてしまいます。
歯根膜繊維はセメント質と歯槽骨の内部に入り込んで両者をつなぎ止めていますが、セメント質が感染を起こしてしまうとそこに靱帯の再生は起こりません。たとえ、感染したセメント質を取り除いたとしても、セメント質を再生する細胞がない限り再生は起こりません。
治療法は?
歯周病の治療は、汚れを取ることに尽きます。まず、患者さんには歯磨きの練習をしていただき、日々の汚れを確実に落としていただきます。歯にこびりついた歯石はブラッシングではとれないため、歯科医院でこれを除去します。ただ、これがくせ者で、お口の中の目に見えるところだけではなく、目に見えない歯周ポケットの奥の方までこびりついていることが多く、とても手間暇のかかる作業になります。
それでも、歯周ポケットが深い場合には、手探りで歯石を完全に取りきることは不可能といわれており、歯ぐきを切開して歯石を取る手術を行います。そこまでして汚れを取っても、日々のブラッシングがおろそかになれば、また汚れがこびりついてしまいます。
ですからそうなる前に汚れが確実に取れているか定期的にチェックを行います。虫歯や入れ歯などの治療は歯医者に任せれば何とかなりますが、歯周病の治療は患者さんにがんばっていただかないと治らない病気と言えます。
インプラントのQ&A
痛いですか?
手術は麻酔をしてしまえば痛くはありません。麻酔が切れた後、腫れや痛みが出てきますので、痛み止めや抗生剤を飲んでいただき抑えます。術後の腫れや痛みは手術の内容や個人差により大きく異なりますが、インプラントの埋入だけであれば、痛み止めを1~2回飲むだけで済んでしまうことが多いようです。いつも、手術直後に痛み止めを1錠飲んでいただいていますが、それだけで済んでしまう方も結構いらっしゃいます。
骨移植などの手術を同時に行った場合は、腫れや痛みが起こりやすく、腫れは1週間ほど残りますが、痛みは1~2日で消失するケースが多いようです。手術ですから「全く痛くないですよ。」とはいえません。歯を抜くと骨に穴が開きますが、通常そのままにしておきます。インプラントは骨に穴を開けてネジを打ち込みますが、厳重に滅菌処理をして感染予防をします。見方を変えれば歯を抜くよりも炎症を起こしにくいと言えます。
期間はどれくらいですか?
骨の状態がよい下顎であれば4ヶ月、上顎であれば6ヶ月です。骨の状態が悪い場合、骨の状態を改善するために3~9ヶ月かかることもあります。また、上顎前歯部は審美的要素が大きいため、仮歯の状態で4~6ヶ月歯肉の安定を待つため、その分期間が長くなります。ただ、仮歯でも目をこらして見ない限り仮歯だとわかることはありません。
費用はどれくらいかかりますか?
臼歯部で約35万、前歯部で約40万です。前歯は、審美的要素が多く仮歯でのコントロール期間が長く特殊な材料も使うため割高となっています。
何本必要ですか?
欠損部の大きさと、対する歯の状態で変わります。例えば奥歯を3本連続して失ってしまった場合、インプラントを3本入れることも2本入れてブリッジにすることも可能です。力関係により必ずしも失った歯の本数だけインプラントを入れなければならないということはありません。
どれくらい保ちますか?
きちんとメインテナンスをすればかなり長く保ちます。インプラントの成功率に関するいくつかの研究発表を読んでみると、5年後の維持成功率が93%~98%と非常に高い成功率を示しています。
では、天然歯のブリッジとインプラントと比較するとどうでしょう。2006年にヨーロッパのインプラント学会で発表された論文を引用しますと、5年維持成功率が天然歯のブリッジで93.8%、インプラントのブリッジで95.2%、単独のインプラントで94.5%、10年維持成功率が天然歯のブリッジで80.3%、インプラントのブリッジで86.7%、単独のインプラントで89.4%となっています。
維持成功率ではインプラントの方が天然歯のブリッジより優れていると言えます。これは、天然歯よりインプラントの方が優れていると言っているわけではなく、あくまで歯を失ってしまいその修復を行った場合における比較です。また、当院では保証制度を設けていますので万一のことがあれば責任を持って対応させていただきます。
メインテナンスはどのようにすればよいですか?
メインテナンスは非常に重要です。メインテナンスの方法については必ず個別に指導させていただいています。基本的にはメインテナンスコースを受けて頂くことをお勧めします。皆さんは床屋や美容院にはこまめに通うのにどうして歯のことになるとおっくうになってしまうのでしょうね。「歯は命」です。
インプラントの誤解
インプラントが合う合わない?
インプラントについて誤解されている方がよく口にされるのが、「インプラントには合う合わないがあるって聞いてるんですが、私の場合どうなんでしょう?」という一言です。この場合の「合う合わない」のニュアンスは、「拒絶反応などがおきて、インプラントが生着しない」と考えられているように思います。
では、インプラントが生着しない、つまり骨にくっつかないというのは本当に起こるのでしょうか?答えは、起こります。ただし、これはほとんど生体の問題ではありません。インプラントは非常に優れた人工臓器で、定められた条件下であれば、基本的どなたでも生着します。しかし、手術の手技が未熟であったり、術後の管理がうまくなかったりすると、生着しないことがあります。
つまり、しっかりとした技術を持った医師が手術を行い、患者さんが術後の管理を怠らなければ、インプラントは非常に高い成功率でうまくいきます。ですから、インプラントが合う合わないというのは、おかしな議論といえます。
インプラントがうまくいかないのは、患者さんの体に問題がある訳ではなく、医師の技術や患者さんの協力度に問題があるのです。
インプラントの手術は痛くて腫れる?
これは、最初に答えを言いましょう。骨の状態が良くて、スムースな手術が行えれば、基本的に痛みや腫れはほとんどありません。でも、痛みや腫れが出るケースも当然あります。私の経験から腫れや痛みが出たケースをあげますと、骨が少なくて骨移植を併用した場合、手術に時間がかかった時などです。
つまり、インプラント入れること自体はあまり痛みや腫れを起こすことはないのですが、周囲の骨や歯肉をいじった時に症状が出ます。その証拠に、フラップレスと呼ばれる歯肉をインプラントの直径しか切らない術式では、ほとんど痛みや腫れは出ません。また、歯を抜いた直後にインプラントを入れる同時埋入という術式もほとんど痛みや腫れは出ません。痛みや腫れを引き起こすのは、付帯手術である骨移植や歯肉の形成に原因があるのです。
インプラントはどれくらいもつの?
インプラントは、あくまで人工物であり、天然歯と同様の性能を持っている訳ではありません。ですから、天然歯ほど長く持つとは言えません。現在もっとも長い臨床例で、最初に試験的に入れたインプラントで、患者さんが亡くなるまで40年以上機能していたという報告があります。早い話、インプラントがこの世に出てからまだ45年しか経過していないために、それ以上の臨床例はありません。
一般的に、インプラントの5年維持成功率は、下顎で98%、上顎で93%前後と言われてます。これが10年になると90%をわずかに切りますが、あくまでこれはいい状態で保てている成功率ですから、多少問題があっても機能しているものを含めればもっと高い成功率となります。インプラントがどれくらいもつかには答えることはできませんが、非常に高い維持率であることに間違いはありません。
誤解は損です
お友達の話を鵜呑みにして、誤った選択をされることは患者さんにとってはとても不利益なことです。正確な情報を元にインプラントをするかしないか考えることが最も重要です。今はインターネットというとても便利な情報源があります。これをフル活用して、いろんな知識を身につけ、より良い選択をされることを願ってやみません。
メインテナンス

インプラントを長期的に安定した状態で使用するために
インプラントは天然歯に比べ感染に弱いため、長くお使い頂くためにはメインテナンスが必要不可欠です。定期的なメインテナンスを受けて頂いた方には、インプラント本体の保証をしています。メインテナンスを受けられなかった方は、保証には応じられませんのでご了承ください。
メインテナンスには、いくつかコースを分けています。最初の1年間は無償でメインテナンスを行います。2年目以降、年間コースとしてインプラントの本数が5本以下の場合年間4万円(税別)、6本以上の場合6万円(税別)にてご希望の回数だけ(2〜4回受けて頂きます)クリーニングを行います。これには、ご自宅でメインテナンス必要な歯ブラシやフロスなどをお付けしております。
また、1回ごとの場合、5本以下の場合1回1万円、6本以上の場合1回1万5千円にてクリーニングを行いますが、これには歯ブラシなどのメインテナンス用品はおつけしておりません。(ただし、年2回上メインテナンスを受けて頂けない場合、保証対象外となります。)メインテナンスをきちんと受けていたにも関わらず、インプラントにトラブルが生じた場合は、10年以内であれば無償でインプラント本体のやり直しを行います。10年以上20年以内までは半額とします。
上部構造と呼ばれるセラミックの部分は、5年間 無償 10年まで 1/3患者負担 10年以上 2/3患者負担 としています。メインテナンスを受けられずに問題が生じた場合、期間に関わらず2/3患者負担となりますので、ご注意ください。
メインテナンスが難しいとお考えの方は、インプラントの適応ではないと考えております。メインテナンスをしっかりすることが、インプラントの成果を左右する最も重要な要素ではないでしょうか。
インプラントのリスク
予知性は高いが万一のことも知っておくべき
インプラントは、入れ歯やブリッジにかわるものとして約40年前に登場しました。そして多数の臨床成績が報告され、今や維持成功率が上顎で92~94%、下顎で95~98%という非常に予知性の高い治療方法として確立されています。
しかし、治療費が高額で外科処置を伴うため失敗したときのダメージは大きく、偶発症を理解していないと後で後悔することになります。インプラントはあくまで人工物であり、そのリスクを十分理解した上で使っていただくことが、ひいては長く安定した状態を保つことにつながります。
インプラントができない場合
次の項目に当てはまる場合手術ができないことがあります
未管理の糖尿病(管理されていれば可能です)
心臓疾患、不整脈等があり麻酔薬禁忌の患者さ
コントロールできない出血傾向(止血異常)
精神的疾患をお持ちの方(有意識下での手術のため手術中のパニックなど)
インプラントの埋入手術時に生じるリスク
下歯槽神経
下顎には下歯槽神経と呼ばれる太い神経が走行しています。インプラントの位置決めには必ずレントゲンで下歯槽神経までの距離を測り、埋入時のドリルの深さを決めます。埋入するインプラントの先と下歯槽神経までの距離が長ければ神経損傷のリスクは少なくなりますが、神経との距離を取るあまりインプラントが短くなってしまうとインプラントの脱落のリスクが高くなります。
神経損傷した場合、しびれや麻痺などが起こりますが、下歯槽神経は知覚神経であるため顔貌が変形したり、運動障害が起こったりすることはありません。神経は他の組織に比べ治癒が遅く、完全に切断してしまうと治癒する可能性は非常に低いです。
部分的な損傷であれば治癒の可能性がありますが、3週間から半年近くかかります。主な治療法は、ビタミン剤や副腎皮質ホルモンの投与などが有効とされています。ただ、十分な診査を行えば滅多に起こることではありません。
下歯槽動脈 舌下動脈
下歯槽神経のすぐそばには、下歯槽動脈が走行していますが、損傷の確率は少ないです。もし損傷しても、圧迫止血で止血できます。 舌下動脈の損傷は、ドリリング時に埋入方向が舌側よりになり、下顎骨を貫通して損傷する事があります。希なケースですが、有効な止血法がなく、経過を観察する事になる場合もあります。
どちらのケースも内出血し、手術翌日から3週間程度皮下出血斑が生じる事がありますが、完全に消失します。
副鼻腔への穿孔
上顎臼歯部の骨の厚みが薄いケースが多く、インプラントの長さが十分に確保できない場合、ソケットリフトと呼ばれる上顎洞挙上術を行うことがあります。この手術は術者の手の感覚だけで上顎の粘膜を挙上するため、上顎洞への穿孔のリスクがあります。上顎洞へ穿孔した場合は、その部位へのインプラント植立を中止しなければなりませんが、一定期間(3ヶ月ほど)治癒を待ち、再度埋入することが可能です。
金属アレルギー
インプラントは非常に安定した金属として知られるチタンでできており、生体親和性が非常に高く、アレルギー反応が起こったという報告はほとんどありません。ただ、最近の研究では骨の状態やインプラントの手術に問題がなかったにもかかわらず、原因不明の脱落を起こす症例が1%以下ですが報告されており、チタンアレルギーとの因果関係が示唆されています。
インプラント植立後の問題
腫れや内出血、希に痛み痺れ等が起こる事がありますが、時間の経過とともに改善していきます。インプラント植立後3週間は埋入部位を安静にし、骨結合を2~6ヶ月待ちます。ただし、骨の質が悪かったり、不正な力が加わる事でインプラントの脱落が希にあります。また、何らかの原因で骨結合しない場合も希にあります。その時は、もう少し期間を延長したり、再手術を行い対応します。
破折
破折は、比較的頻度の高いトラブルです。といっても上部構造と呼ばれる歯ぐきより上の部分の破折がほとんどで、次に下部のインプラントと連結するネジの緩みや破損つづきます。しかし、これらはパーツを取り替えることで修理できますので、手術からやり直す必要はありません。骨の中に埋めるインプラント自体が破折することもありますが、非常にまれです。
インプラントは骨と強固に結合しているため、天然歯よりも伝わる衝撃は大きく、破折が起こりやすい構造といえます。ある意味インプラントの欠点ともいえますが、それほど高い頻度ではなく、破折が起こった場合の補償もしておりますので過度に心配する必要はありません。
インプラント周囲炎
清掃が不十分だと歯肉が炎症を起こし、腫れたり膿が出たりしてインプラントの動揺が起きことがあります。まずインプラントの治療を受ける上で、クリアーしなければいけない問題が『歯ブラシが出来る事』です。
インプラントは歯を頑丈に結合しますが、歯肉との結合は自分の歯よりも弱いのです。従って、食べカスがインプラントの周りに残っていると炎症を起こし、さらに進むと腫れたり出血したりします。最悪の場合、インプラントの動揺が始まります。インプラントが動揺すれば脱落につながります。ブラッシングがきちんと出来れば、何の問題もなく長くインプラントは機能します。
審美的問題
奥歯においてはそれほど問題になりませんが、前歯においては見た目が非常に重要です。しかし、インプラントで審美的問題をはいまだに学会の議論となっている程、難しい問題をいくつも抱えています。症例ごとにどの程度の回復が可能か異なりますので、ご相談ください。
骨のないところにインプラント入れられない
インプラントは、骨にネジを埋め込むもので、骨が十分になければ入れることができません。かつては、骨のないところにインプラントは入れられなかったのですが、骨移植の術式が確立しこれまで不可能だった部位にインプラントを入れることができるようになりました。
一般的な移植法
骨を移植するには、他の部位より削ってきた自家骨か人工骨などを骨の不足している部位へ置き、他の組織が入り込まないようにメンブレン(遮断膜)で包み込み、3~9ヶ月間骨が再生するのを待ちます。自家骨としては、腰骨や脚の骨や頭の骨などがありますが、当院では口腔内からのみ採取しています。
また、人工骨だけ移植する場合もあります。骨造成の成否にはざまざまな条件がありますが、骨の幅を厚くしたり、穴を埋めたりすることは易しいのですが、高さを増やすことは非常に難しいと言われています。
簡単な移植
インプラントを入れるときにちょっと骨の厚みがないということがよくあります。そういった場合にインプラントの埋入と同時に骨移植を行うことで、インプラントの露出を防ぐことができます。これはインプラントを埋入するためのドリリング出てくる骨の削りくずを集めて、人工骨などとブレンドして足りない部位に移植します。わざわざ他から骨を削って持ってくる必要はなく、とても簡単で患者さんへの侵襲も少ない術式です。
遮断膜による移植骨の隔離
興味深いことに、粘膜と骨の再生速度には差があります。当然粘膜の再生速度が圧倒的に速いのですが、骨の再生を期待している場合にはこれが災いします。骨を盛り上げたい場所に自家骨や人工骨を置いただけでは、期待した骨はできずに先に粘膜が再生してしまいます。
それを防ぐために、骨を再生したい部位にメンブレンと呼ばれる遮断膜で覆い、粘膜が入り込んでくるのを防ぎます。これでうまくいくように思われますがなかなかそううまくはいきません。メンブレンを使うことにより組織への血流が阻害されるため、感染を起こしやすくなります。感染を起こせば、期待した骨の造成ができないどころか最悪当初より骨がなくなってしまいます。メンブレンを使うことは両刃の剣といってよいのです。
上顎洞挙上術
上顎の奥歯の上には上顎洞呼ばれる副鼻腔が存在します。やっかいなことにこれが大きかったり、抜歯後の骨の吸収量が多かったりするとインプラントに十分な深さの骨がないことがよくあります。かつては、こうした症例はインプラントを入れられなかったのですが、現在は上顎洞挙上術という手術により骨の厚みを増やしインプラントを埋入することができるようになりました。
上顎洞挙上述には現在2通りのやり方があります。7mm以上の骨の厚みがある場合は、インプランを埋入する際に開ける穴から上顎洞を挙上し、そのままインプラントを入れてしまいます(ソケットリフト)。
7mmに骨の厚みが満たない場合は、上顎洞の横から穴を開けて移植骨を入れてから6~9ヶ月待機し、骨の再生をまってインプラントを埋入します(サイナスリフト)。ともに、成功率は高く、確実な骨造成法と言えます。

診査
インプラントを入れることになったら、最初に顎の骨や残っている歯、歯肉の診査を行います。X-線で十分な骨を確認できればすぐインプラントの手術に取りかかれますが、もし十分な骨がなかった場合、骨造成術などを検討していきます。もちろん、全身の健康状態などもこの段階でチェックしておきます。
インプラントの埋入手術
1回法:1回法とは手術を1回で済ませる方法で、インプラントを顎骨に埋入し、その上に土台を付けて歯肉を縫合します。手術時間は1部位であれば1時間以内に終わり、日帰りで行います。
2回法:1回目の手術では、インプラントを埋入したら、すぐに歯肉を縫合してインプラントが顎骨に生着するまで、インプラントを歯肉の下に隠してしまいます。2回目の手術は、治癒期間後に歯肉を少し切り、インプラントに土台を連結します。2回目の手術は非常に簡単な手術です。
治癒期間
インプラントが顎骨に生着するには一定の期間が必要です。期間は、骨質に依存しますが、下顎なら3ヶ月、骨の柔らかい上顎では6ヶ月を目安にしています。
歯の製作
型を取って歯を作ります。上顎前歯では、審美的な要素が絡んでくるため、仮歯を入れて、歯肉の形状を整えながら歯肉の安定を3ヶ月~6ヶ月待ちます。目立たない部位であれば、最終的な歯を作ります。
新しい歯の装着
いよいよ新しい歯が入ります。ほとんど天然歯と変わらないものですから、どんなものでも噛めるようになります。
メインテナンス
インプラントを長く維持するためには、ご自身のお手入れと、定期的なプロのお手入れが不可欠です。必ずプロのメインテナンスを受けてください。
インプラントの優位性
最も自然の歯に近い治療法
インプラント治療とは、骨にネジを埋め込み、その上に歯を作る治療法です。これまで、歯を失ってしまったら、取り外し式の入れ歯か隣に残っている歯を削ってブリッジを入れるのが一般的でしたが、インプラントは最も天然歯に近い治療法として確立され、世界中で行われています。
ブリッジや入れ歯より優れているところ
ブリッジは隣接する歯を削って、文字通り橋を架けるようにして修復する方法です。ほぼ天然歯のように噛むことができますが、ダミーの歯にかかる力が土台の歯にかかるため、残りの歯の寿命を縮めます。また、土台の歯は連結しているために運命共同体となり、1ヶ所問題が生じればすべて作り直さなければなりません。
入れ歯は残っている歯にバネをかけて安定させますが、ブリッジと同様の土台の歯の寿命を縮めます。また、入れ歯はおもに粘膜に支持を求めていますので、噛み心地はあまりよくありません。
93%~98%という高い成功率
インプラントの成功率に関するいくつかの研究発表を読んでみると、5年後の維持成功率が93%~98%と非常に高い成功率を示しています。
では、天然歯のブリッジとインプラントと比較するとどうでしょう。2006年のヨーロッパインプラント学会のコンセンサスレポートを引用しますと、5年維持成功率が天然歯のブリッジで93.8%、インプラントのブリッジで95.2%、単独のインプラントで94.5%、10年維持成功率が天然歯のブリッジで80.3%、インプラントのブリッジで86.7%、単独のインプラントで89.4%となっています。維持成功率ではインプラントの方が天然歯のブリッジより優れていると言えます。
アメリカやヨーロッパのインプラント学会では数年に一度コンセンサス会議というものが開かれます。これは主要なテーマを決め、選ばれたスペシャリストがそれらについて討論し、共通認識事項を決めていきます。例えば、インプラントの成功率についてというテーマでは、会議に参加した全員が妥当だといえる数字をきめます。それが、前記した93%~98%という数字です。
2011年1月19日
万全の体制だからこそ安心して治療を受けて頂けます
感染対策
ご存知のように、総合病院では高い確率で様々な感染リスクにさらされるため、高度な感染症対策が行われています。当院では院長が以前総合病院に勤務していた経験を生かし、高いレベルでの感染対策を行っています。
万一の備え
歯科治療は、処置内容に関わらず患者さんは緊張されます。中には、過度の緊張により具合が悪くなったりすることもあります。また、起きてはならないことですが、治療中の偶発症も絶対ないとは言えません。当院では、万一に備え救急医療設備の設置や、近隣の病院と緊急時の連携体制をとっています。「備えあれば憂いなし」で、安心して治療を受けて頂くことで、余計な緊張もなくなり事故も未然に防げます。
治療内容の説明
「歯医者で治療をしてもらったけど、どこを治療したのか分らない!」「痛くもないのに虫歯があるっていわれて歯を削られたけど、本当かしら?」といったご意見をよく耳にします。当院では口腔内カメラを使い、治療内容をご説明しています。ご希望の方には、無料でお写真もお渡ししております。

保証について
自費診療は高額なものが多く、トラブルが生じた時にかけたお金が無駄になってしまうのではないかと心配されている患者さんも多いと思います。歯科治療は、基本的に人工材料による修復にすぎないため、いろんなトラブルが起こります。
正直なところ、形ある物は必ず壊れます。ですから、「壊れません」という保証はできません。そのかわり、壊れたときには無償でお取り替えをしたり、やり直しをするといった対応をさせて頂くことで、少なくとも金銭的な負担を患者さんにおかけしないようにしています。
<保証対象と期間>
硬質レジン:
通常/2年無償
ハッピースマイル プレミア会員/3年無償
セラミックなどの被せもの:
通常(セラミックの破折に限ります)/3年間無償/6年まで1/2患者負担
ハッピースマイル プレミア会員/5年間無償/10年まで1/2患者負担/10年以上2/3患者負担
インプラント本体:
年1回のメインテナンス/5年間無償/10年まで半額
ハッピースマイル プレミア会員/10年間無償/20年まで半額
*1年以上メインテナンスをされなかった場合保証できません
インプラント上部構造:セラミックなどの被せ物と同じ
入れ歯(保証付き):
1年間無償/3年まで半額負担/3年以上全額負担
ハッピースマイル プレミア会員/5年間無償/10年まで半額負担/10年以上2/3患者負担
入れ歯(保証なし):
半年間無償/その後全額患者負担
<保証を適応できない場合>
*通常の使用以外で生じたトラブル
例えば、転倒して前歯を折ってしまった。入れ歯を落として割ってしまった。
*医師の指導事項を守らなかった場合、限度を超えた使用の場合
*インプラント以外の部位に適切な治療を受けずに、インプラント部位に過大な力がかかった場合
*治療後、インプラントに悪影響を及ぼす病気(糖尿病など)にかかられた場合
治療計画とお見積り
治療期間と費用は患者さんにとってとても気になるところ。当院ではあらかじめ治療計画をご説明し、自由診療においては、事前にお見積を作成して承諾を得てから治療を開始しています。
当院は、予防に積極的に取り組んでいる方を応援します
予防を中心とした会員制クラブを用意しております。予防に一生懸命取り組んでいる方を当院が応援させて頂く内容となっています。治療ではなく、予防のためのケアプログラムですから、痛くはありません。
髪のお手入れと同じ感覚で、歯のお手入れにお出かけください。サロンのような空間で、リラックスしてケアを受けて頂けます。
ハッピースマイルクラブの特徴
入会金・年会費 無料
会員の方にはメインテナンスのお知らせメール・はがきをお送りします。
メインテナンス用品 優待割引
定期的にメインテナンスを受けるとプレミア会員にグレードアップ。
プレミア会員になると様々な優待が受けられます
プレミア会員
年2回メインテナンスを受けている方・・・ゴールド会員
年3回以上のメインテナンスを受けている方・・・プラチナ会員
ゴールド会員/歯ブラシ進呈
プラチナ会員/期間中4回目無料(1年以内に4回目を受けられたとき)
自由診療の保証期間の延長※詳しくは保証期間をご覧ください。
3年以上継続してプラチナ会員の場合・・・自由診療 優待割引
コースメニュー
<基本コース>
・プロフェッショナル・クリーニング ¥4,200
専用の機器で歯をつるつるに仕上げます。歯が白くきれいになり、汚れも付きにくくなります。最後にフッ素を塗布して、虫歯になりにくい歯に仕上げます。
・キッズ(小学生まで) ¥3,150
<歯のクリーニングとフッ素のセット>
オプション:
・インプラントオプション
インプラント周囲のクリーニング/インプラント1本につき¥525 上限¥3,150
・矯正オプション ¥1,050
矯正中は装置が邪魔で歯を磨きにくいため、虫歯になりやすく、矯正が終わったら虫歯でボロボロなんてことにもなりかねません。ブラシの届かないところはパウダーできれいにします。
・ 入れ歯の洗浄 ¥1,050(片側)¥1,575(両側)
入れ歯の汚れや臭いが気になる方。強力な洗浄剤で入れ歯をきれいにします。
・虫歯リスク検査 ¥1,050
虫歯の原因は主に1.虫歯菌の数 2.歯を守る力 3.食事の習慣
これらをコントロールできれば虫歯を予防することができます。虫歯リスク検査では、虫歯菌の数と歯を守る力(唾液の量・質)を調べます。詳細はリスク検査を参照してください。
・歯周病菌検査 ¥2,100
代表的な3種類の歯周病菌が存在するかを調べます。歯周病の方からはもちろん検出されますが、今現在歯周病の症状がない方も、検出された場合には今後の経過の指標となります。注意が必要となります。詳細はリスク検査を参照してください。
注意事項:これらは、あくまで予防とクリーニングを目的とし、保険適用外の処置です。歯周病や虫歯などの保険で定める症状が認められた場合、事前にご了解を得てから、別途保険診療を行います。(歯肉に炎症が認められた場合の歯石の除去は保険適用、歯石がわずかで炎症が認められなければ保険適用外となります。)
<クリーニング後の注意事項>
・ 歯のクリーニング後は歯の表面を覆う「ペリクル」というタンパク質の膜がはがれているため着色しやすい状態です。クリーニング後は最低30分、できれば2〜3時間は色の濃い飲食物、喫煙はお控えください。「ペリクル」はしばらくすると自然に形成され、着色しにくくなります。
・ フッ素塗布をされた方は30分間飲食、うがいはお控えください。
・ 歯石を除去した後、冷たいものがしみることがありますが徐々に落ち着いてきますので心配ありません。
虫歯リスク 歯周病 検査を受ける方
だ液を採取し、虫歯菌、だ液の量、だ液の質を調べます。痛みのない簡単な検査で、20分程度で結果がわかります。検査前に、飲食、はみがきをすると正しい結果が出ません。検査をご希望の方は1時間前までに済ませておいていただければご来院当日の検査も可能です。)
いつもきれいな歯でいたい
歯の表面についた着色汚れのことを「ステイン」といいます。お茶やコーヒー、紅茶、タバコ、その他色の濃い飲食物などでステインがつきます。一度きれいにしても毎日食事もしますし、お茶も飲みますので、しばらくするとまた着色してきます。
この再着色までの期間は、歯みがきの仕方や嗜好品の摂取頻度によって異なりますが、3〜4ヶ月での定期的なチェックとクリーニングをおすすめします。すぐに着色してしまう方はステイン除去効果のある歯みがき剤をお使いください。
費用の参考例
<例1>インプラントが2本入っている方は
プロフェッショナル・クリーニング ¥4,200
インプラントオプション ¥525 × 2 = ¥1,050
合計 ¥5,250
<例2>小学生 矯正治療中
キッズ ¥3,150
矯正オプション ¥1,050
合計 ¥4,200
Q&A
Q.歯石は取ってもらえますか。
A.わずかであれば除去します。深い位置にある歯石は、改めて歯周病治療を行います。
Q.なぜ自由診療なのですか?
A.予防は保険の対象外となります。虫歯や歯周病などが認められれば、改めて保険治療を行います。
Q.時間はどれくらいかかりますか?
A.30分〜1時間くらいです。
Q.ホワイトニングとどう違うのですか?
A.クリーニングは、あくまで歯についた汚れを取るだけです。
なかなか矯正治療に踏み込めないのは
歯科矯正は敷居が高い
歯医者の仕事を長くしていますと、歯並びを気にされている方が案外多いことがわかってきます。はじめのうちは歯並びの話など一切出てこない患者さんでも、いろいろとお話を伺っていると、本当は前歯を少し奥に入れたいとか、右左の歯並びを整えたいといったわずかな歯並びの乱れさえも気にされているようです。
お子さんをお持ちの方や、若い女性(気持ちの若い女性ともいえます)はともかく、皆さんが歯科矯正の話を切り出さないのはなぜでしょう。答えは皆さんの胸の内に有りますね。
・ 治療期間が長い
・ 治療期間中は矯正装置が見苦しい
・ 治療費が高い
簡単にいえば、敷居が高いのです。あっという間に、周囲に気づかれずに、安く治療できれば、多くの皆さんが矯正治療に踏み切っているに違い有りません。
治療期間は短くならない
治療期間を短くできないでしょうか?通常の矯正治療をする限りノーだといえます。その答えを導くには、まず歯はなぜ動くのかを理解していただく必要が有ります。
歯に力をかけると、当然その周囲にある骨に力が加わります。歯を動かしたい側は押され、その反対側は引っ張られます。骨に常に圧力が加わっていると骨が破壊する細胞(破骨細胞)がでてきて骨を溶かします。骨が引っ張られると骨を作る細胞(骨芽細胞)がでてきて骨を作ります。つまり、歯の進む方向の骨を溶かし、その後に骨を作るといったことがミクロのレベルで起こっています。
しかし、歯の移動を急ぐあまり強く力をかけすぎてしまうと、歯の根が溶けて短くなってしまいます。決められた力で決められたスピードしか歯は動かせないのです。ですから、矯正治療を急ぐことはできないのです。
ただ、最近欧米ではコルチコトミーと呼ばれる画期的な手法が一部で用いられています。これは、歯の根の周囲の固い骨に切り込みを入れて、骨ごと歯を移動させ、骨が固まるのを待つといった手法です。骨は1ヶ月ほどで再生しますから、あっという間にきれいにます。ただし、手術が必要なことと通常の矯正治療より割高になります。ご興味の有る方はご相談ください。
透明な矯正装置
以前は、矯正装置といえば金属でできており、若い女性は当然のこと、誰も好んでつけたいと思うような代物では有りませんでした。しかし、最近では見た目を考慮した透明な装置が数多く製品化されています。
全く目立たない訳では有りませんが、以前に比べずいぶん目立たないものになってきています。また、矯正装置を歯の裏側につけて目立たないようにする方法(舌側矯正)もあります。
矯正は高い?
確かに、矯正治療といえば100万円近い費用がかかり、決して安いとはいえません。ただ、切り口をかえてみてみると、これも本当に高いかどうかは検討する価値が出てきます。
私はこの10年同じ美容院で髪を切っています。私の場合髪質が固く、量が多いため(絶対禿げないといわれています)3ヶ月も放っておくと頭がぼうぼうになってしまいます。仕事柄、目に髪の毛が入ってくると集中力も落ちるため2〜3ヶ月に1回は髪を切っていました。また、歳には勝てず年々白髪が増えてきたため、時々カラーを入れていました。カットだけなら5千円でしたが、カラーも入れると1万円かかります。
通い始めて10年目に担当の美容師さんと話をしていて、「ずいぶん長くお世話になっていますが、いったいいくら貢献しましたかねえ?」などと雑談がてらに計算してみたところ、「1年でカットとカラー3回、カットのみ2回として、年4万円、10年で40万円!交通費などの雑費を含めれば50万円くらいいってますね。」と二人で驚いたことが有ります。
話を戻しますが、髪の毛の手入れですら、私の場合10年で50万円もかかっています。美容師のお仕事を軽んじている訳では有りませんが、大学で6年専門教育を受け、その後、矯正治療を専門として一人前になるのに5〜6年もかけた専門医が、一人の患者さんに何年もかけて治療を行う報酬として100万円が決して高い金額ではないと私たち歯科医師は考えています。
支払い方法の見直し
美容院のように毎回5千円や1万円という額を支払うのであれば、無理は有りませんが、今から10年間髪のお手入れをお約束しますので、50万円お支払いくださいという美容院だったら、誰もいかないのではないでしょうか?少なくとも私はいきません。
しかし、歯科矯正は今から矯正治療を始めますから100万円支払ってくださいといっています。美容院の場合はいわゆるメインテナンスで、歯科矯正の場合は治療そのもので、それらを同列に並べることは間違っていますが、患者さんの立場からすれば、そうは思われていないのではないかと思います。
やはり、最初に全額を支払うことに抵抗がある方が多いのではないでしょうか?そこで、当院では、従来のお支払い方法に加え、その都度かかった費用をお支払いいただく方法も設定しました。(それぞれ一長一短がありますので詳しい内容はお訪ねください。)
まずは相談
専門知識のない方が、いくら悩んでいたところで、問題が解決することはありません。まずはご相談ください。矯正が専門ではない私がお話しする内容については無料でご相談をお受けいたしますが、矯正専門医がご相談をお受けする場合は1回5千円いただいております。またご不便をおかけして恐縮ですが、矯正専門医がご相談をお受けするには、曜日や時間が限られてしまいますのでご了承ください。
治療の流れ
ゴールをはっきりさせてください
まず、ゴールを決めてください。そのゴールにたどり着くのにどのような道のりがあるのか私たちがお話しします。時には、その道のりがとても険しく、患者さんにはとても克服できないと思われて時には、ゴールを低くするとか、道のりをかえるとか、場合によっては断念していただくこともあるかもしてません。その道のりについては、専門家しかわからないことですから、ご遠慮なくご希望のままにお話しください。
矯正の目的は見た目だけじゃない
矯正治療は見た目だけが目的の治療ではありません。適切な位置に歯牙が並ぶことによって、口腔機能のバランスを整え、咀しゃく・えん下・発音・呼吸といった様々な機能の改善につながります。また、歯のお掃除もしやすくなることから、むし歯や歯周病の予防にもなり、自分の歯で一生を健康に過ごすためにも、大切な治療です。
叢生(がたがた)、上顎前突(出歯)、下顎前突(受け口)、開咬および過蓋咬合といった不正咬合は、出来るだけ早期のうちに矯正治療を行うことにより、より良い噛み合わせの改善がはかれ、身体の健康へとつながります。また、顎関節症の発症予防の上でも重要です。
診査診断
矯正治療は、特に最初の診断が重要で、診査には多くの時間を割きます。問診を行い、セファロと呼ばれる規格レントゲン写真を撮って分析を行い(場合によってはCTを撮ることもあります)、型を取って診断用模型を作り、ここから最終的な歯並びを再現した模型(セットアップ模型)を作ります。これが矯正治療では最も重要なところで、それ故に他の治療に比べ診査診断の費用は高くなります。
矯正以外の処置
矯正を始めるにあたり、虫歯や歯周病がある場合はこれらを治します。また、抜歯が必要であれば、矯正に治療のタイミングに合わせて行っていきます。(これらは保険治療の適用となります)
小児の場合
成長発育・歯の生え替わりに合わせた治療を行います。出歯や受け口などの骨格的な不正咬合では、取り外しの装置を用いて顎の成長誘導または抑制などを行います。生え替わりや噛み合わせが特に心配な場合は、4-5歳の乳歯の段階からでも治療を行います。(ですから早めに一度矯正医にご相談ください。)
小児期からの場合、治療期間は長くなりますが、治療の間隔は1ヶ月ないし2-3ヶ月に1回(観察期間中)となります。治療費は前期(乳歯交換終了まで)・後期(永久歯列)で分かれますが、詳細はお尋ね下さい。
成人の場合
部分矯正から全体の矯正まで、また補綴治療の前処置や歯周病治療の一環として治療を行います。主に歯に直接ワイヤーを取り付ける治療となりますが、前歯には審美性の高いクリアブラケットを用います。期間は症例により異なりますが、原則月1回の治療で、多くは半年から2年位です。痛みなどは最初の1-2週間がきついこともありますが、大概慣れてくれば問題ありません。治療後には1-2年の保定期間(リテーナー装置)が必要となります。
保定期間
歯は、動かした後放っておくとまたもとの位置に戻ろうとします。特に、一度骨がしっかりと出来上がった成人の場合はそれが大きく出ます。矯正治療が終わってからは、リテイナーとよばれる固定装置をつけたり、隣在歯と連結して後戻りを防ぎます。
矯正専門医
当院では、矯正専門医が矯正治療を行います。ただ、矯正治療の性質上、診療日が限られます。どうしても都合が合わなかったり、急な症状が出た場合、その先生が開業している医院へ行っていただくことも可能です。また、偶発症として矯正装置が外れたり、ゴムが切れたりといった簡単な内容であれば、院長が対応できますのでご連絡いただければその日のうちに対応できます。
なぜ怖いのかを明確にしましょう
インプラントに関心のある患者さんはたくさんいらっしゃいます。しかし、実際にインプラントを入れる患者さんはその一部です。では、その他の方はどうしてインプラントに踏み切れなかったのでしょうか?私のこれまでの経験では、「怖い」というのが一番の利用のようです。
事実、一度インプラントを入れた経験のある方は、ほとんど次もインプラントを選択されます。「インプラントはやめて入れ歯にしとく」なんてかたには、お目にかかったことがありません。手術の時も、1度経験のある方はあまり緊張されません。
「怖い」という感覚は、「知らない」というところからくるのではないでしょうか?お化け屋敷に入る時に、どこにどういった仕掛けがあるか判っていたらあまり怖くありませんよね。患者さんが怖がられているのは、「痛み」、「失敗したらどうなるんだろう」、「異物が入ることによる後遺症」などがほとんどです。
痛み
正直に言えば、全く痛くない訳ではありません。もちろん、手術中は麻酔が効いている限り痛みはありません。問題は、麻酔が切れてから痛みが出るかどうかです。
骨の状態がよく、インプラントを入れるだけの手術ですめば痛みはほとんどでないようです(自分は経験したことがありませんから、患者さんの体験談を根拠にしています)。わずかに骨が足ず、インプラントを入れるのと同時に簡単な骨の造成術を行った場合は、痛み止めを1〜2回服用する程度で治まります。
当院では、麻酔が切れてから痛みが出ないように、手術直前に痛み止めを服用して頂き、麻酔が切れる頃に痛み止めが十分作用するよう配慮していますので、患者さんはほとんど痛みがなかったとおっしゃっています。もちろん個人差がありますので、比較的痛みの出やすい方は痛み止めを若干多めに服用される傾向にあります。
手術した部位は、術後数日は触れば若干の痛みはありますが、仕事に集中できないような痛みはほとんどありません。これまでの経験では、2割くらいの方が、手術前の痛み止めだけで追加服用は無く、7割くらいの方が1〜2錠追加服用されるようです。
残りの1割の方は、大掛かりな骨造成術を行った場合や、手術に時間がかかった場合で、術後3日程腫れと痛みが出ました。このように、術後の痛みについての傾向は分っていますので、あらかじめ患者さんにご説明してから手術を受けてもらっています。
インプラントの失敗とその対応
1.骨に付かなかった
骨の状態が悪かった・インプラントを入れてから骨に付くまでの間に強い力がかかってしまった・手術が清潔に行われなかった(唾液が入ってしまったなど)・術者の技術が未熟だった等の原因で、インプラントが骨に付かないことがあります。
骨に付かなかった場合、一度インプラント取り出して一回り大きなインプラントを入れたり、少し骨の回復を待ってからもう一度入れ直すことができます。早い話、骨が再生する限りインプラントは何度でも入れ直すことが可能です。(生体にとってインプラントが抜けた=歯が抜けた)
2.見た目が悪くなった
インプラント周囲の骨が不十分であったり、インプラントの位置や角度が間違っていると、審美的な問題が生じます。奥歯ではそれほど問題にならないのですが、上顎の前歯では審美性は重要な要素です。
わずかな位置や角度のずれであれば歯肉移植をして審美性を回復することができますが、ずれが大きいと小手先の修正が利かず、インプラントの入れ直しを行わなければなりません。言い換えれば、前歯は非常に難しいと言えます。
3.麻痺が起こった
下顎の奥歯の下には太い知覚神経が走行しています。インプラントの手術の際に傷を付けてしまうと、ずっと麻酔が効いているような感覚の麻痺が起こります。この神経は、知覚神経なので、顔が歪んでしまったり、動かせないといったことは起こりません。
損傷が軽度であれば少し時間はかかりますが(半年程)良くなります。完全に切断してしまった場合、回復は難しいです。しかし、リスクの少ない手術計画を立てることで、ほとんど回避することができます。
安易な計画でインプラントを入れようとしているのであれば、避けた方が良いでしょう。最近ではCTによるシミュレーションが常識となっています。
4.上顎の副鼻腔に穴をあけた
上顎の奥歯の上には、上顎洞と呼ばれる空洞があります。この上顎洞までの骨の厚みが無いとインプラントを固定できないため、上顎洞の底を挙上して骨の造成を行ってからインプラントを入れます。
しかし、この時に上顎洞の底にある薄い粘膜を破ってしまうと感染が起きやすくインプラントが脱離してしまいますので、通常手術を中止して粘膜を閉じます。しかし、上顎洞の回復は早く2ヶ月あれば粘膜は元通りになると言われていますので、それからもう再度インプラントを入れることが可能になります。
異物が入ることによる後遺症
インプラントは非常に生体親和性の高い金属であるチタンでできており、アレルギー等の報告はほとんどありません。異物による後遺症は、ほとんど心配しなくても大丈夫です。
インプラントは歯科医で選ぶべき
我々歯科医の立場から申し上げれば、インプラントは、ちゃんとした知識と技術を持った歯科医が行えば、非常に成功率の高い治療法だと思います。しかし、インプラントの術式は比較的簡単で、少しトレーニングすればインプラントを入れることができるため、安易に始めてしまう歯科医が多いのも事実です。
実際、インプラントの事故のほとんどがこうした歯科医が起こしています。インプラントは、インプラントの価格やこれまで入れた本数の多さで選ぶべきではありません。価格の異常に安いところは、怪しげなインプラントを使っています。インプラントの適正な価格はすべて込みで(30万〜45万)といったところでしょう。
新聞に広告等を出してたくさんインプラントを入れている先生の症例を学会で見たことがありますが、インプラントは入っているのですが必要以上にたくさん打ち込まれているうえに、歯肉の処置が甘くあまりきれいな症例ではありませんでした。
歯科医の腕前を素人の患者さんが見分けることは不可能ですが、術前の説明が不十分であったり、痛みが無いとか絶対安全だといって安易に勧めたり、診査がいい加減(CTを撮っていない)な歯科医であれば、避けた方がいいでしょう。
インプラントは、メーカーによって若干長所と短所が異なるために、骨の状態や入れる部位によってベストと思われるものが異なります。ですから、1種類のインプラントしか置いていないところよりも、数種類のインプラントを使い分けているところの方がいいのではないかと思います。
それでも不安な方
それでも不安ですよね。逆にこれだけ読むとますます不安になってくる方がほとんどだと思います。それでいいのです。ここに載せているのはインプラントについてほんの一部の情報です。
実際、当院では患者さんに1時間程度かけてインプラントについて説明を行っています。それでも、皆さん大半が不安だとおっしゃっています。それを克服できた方だけが、インプラントを入れているといっても過言ではありません。
まずは、ご相談ください。納得のいくまでお話しします。それでも踏み切れないなら、ブリッジや入れ歯にしましょう。ブリッジや入れ歯も捨てたものではありません。
3つの方法
不幸にして歯を失ってしまったら、替わりになるものを入れなければ食事がうまくでききなくなったり、噛み合わせが狂ってしまうなどの症状が出てきます。これを補うものとして、自分の歯には到底かないませんが、3つの方法があります。
Bridge ブリッジ
<適応 少数歯欠損>
なくなった歯に隣接する歯を支えとして、ダミーの歯を入れます。通常セメントで固定しますので、取り外しは出来ません。入ってしまえば、ほとんど自分の歯と変わりなく噛むことができます。
なくなった歯が1~2本の場合、ブリッジが一般的です。しかし、固定源となる歯を削るため、固定源の歯が虫歯のない健全歯の場合大きな欠点となります。
また、ブリッジを入れるためには、すべての歯を平行に削らなければならないため、歯が傾いていると神経を取ったり、矯正をしたりする必要が生じることがあります。
またブリッジの支台となる歯の数に対して欠損歯数が多くなると、残存歯への負担が大きくなり歯根破折や骨吸収のリスクが高くなります。
Denture 入れ歯
<適応 多数歯欠損>
ブリッジでは補えないような大きな欠損の場合、入れ歯を入れます。ブリッジに比べ歯を削る量は少ないのですが、義歯の支えを大部分歯に頼っているため、支えの歯の寿命を縮めてしまいます。
また、粘膜にも支持を求めますので、ブリッジに比べ入れ歯は噛むときの動揺量が大きく、噛み辛くなります。義歯の場合、自分の歯で噛むときと比べて約半分の能力になるといわれています。
そしてブリッジに比べ異物感が大きく、発音にも障害が出ることがあります。また、歯にバネがかかるタイプの物は審美性も劣ります。最近これらの欠点を補うエステ入れ歯というものが出てきています。
咬みやすさは従来の入れ歯に比べ劣りますが、症例によっては高い満足感が得られる場合もあります。
Implant インプラント
<適応 少数歯〜多数歯欠損>
インプラントは、骨にねじを埋め込んで噛み合わせを回復します。このねじは人工歯根ともいわれています。
入れ歯に比べて遙かに噛みやすく、審美的にも優れています。残っている歯を削らなくて済むため、隣在歯が健全歯の場合とても有効です。
しかし、ねじを打ち込むのに十分な骨が残っていることや、汚れに弱いためメンテナンスを患者さんが十分に出来るということが条件になります。また、費用が高額であり、手術を行うことや使用できるまでに3ヶ月~9ヶ月近くかかるといったデメリットがあります。
それぞれの条件
ブリッジ
ブリッジは、文字通り橋を架けるときの橋脚と同様、支えとなる歯が両端になければできません。また、3本以上歯がなくなっている場合、強度不足で非常に危険な設計といえます。理想的には、1本か2本の欠損で両端に動揺のないしっかりした歯があることが条件です。
入れ歯
入れ歯に不適応はありません。ただ、1本だけの欠損の場合お勧めできません。また、上下に歯が残っていても、歯と歯が噛んでいないような状態(例えば、下は前歯だけ上は奥歯だけ残っているような場合)は、「すれ違い咬合」と呼ばれ義歯を入れるのが非常に難しい条件と言えます。
インプラント
インプラントは外科処置を行います。そのため、手術ができないような全身状態の方は基本的に禁忌と言えます。また、注意しなければならない疾患として、糖尿病や骨粗鬆症があげられますが、ある程度コントロールできていれば問題ありません。その他、よくご質問があるのは年齢ですが、基本的にはそれほど大きな問題とはなりません。
組み合わせて選ぶ
欠損歯が多い場合
たくさん歯を失っていた場合、何も一つの方法だけで解決する必要はありません。例えば、1本ずつ飛び飛びに歯が残っているところはブリッジにして、まとまって歯がないところは入れ歯やインプラントなどで補うとか、総入れ歯にインプラントを組み合わせて、安定した入れ歯にするといったことなど、いろいろと考えることができます。ただ、これらは患者さんご自身で考えることは難しく、歯科医のアドバイスが必要です。

どのように考えるか
選び方
上の表をご覧ください。残念ながらすべて◎という項目はありません。それぞれに一長一短があります。では、どうやって選んだらよいのでしょう?まず、絶対譲れない項目があればチェックしてください。
例えば、予算に上限があるとか、歯を削りたくないとか、外科処置はできないなどです。次に、何を強く望むのかチェックしてください。例えば、しっかり噛みたいとか、見た目をきれいにしたいといったことです。それらを上の表に当てはめれば自ずとどれがいいのか見えてきます。
長い目で考える
例えば、あまりもたないと思われる歯を使ってブリッジを作ったらどうなるでしょう。結局すぐに作り直さなければなりません。しかし、入れ歯であれば、あらかじめ抜くことを想定して設計し、修理して使うことができます。
できれば、5年以上使えるような治療法を選択するべきです。また、今は使えても将来的なことを考え不安な歯を抜歯して治療するというのも十分に妥当な計画だと思います。
あくまで修復です
ご理解頂きたいのは、これらはすべて自分の歯にはかなわないとうことです。自分の歯と同じものを人工物に期待してはいけません。これらはあくまで修復物なのです。それぞれの特性をよく理解し、ご自分に合った治療法を選択していただくことが、一番大切なことだと思います。
補綴の専門家がアドバイスします
ある治療方法の長所はある人にとってはメリットとなるかもしれませんが、別の人にとってはデメリットなるかもしれません。その人のお口の状態や、お仕事の都合や経済的な状況によって、どの治療法がベストなのかは人によって異なります。それらを総合的に考え、適切なアドバイスをいたします。それぞれの治療法を良く理解し、ご自分にあった治療法を納得がいくまで考えて選んで頂ければ、決して後悔することはないと思います。
入れ歯でお悩みの方 あなたの入れ歯は専門家が作っていますか?
入れ歯は難しい
入れ歯の製作にはとても高い技術を要求されます。例えば、型を取るのにも、歯の型であれば毎回同じように取れますが、柔らかい粘膜の型を同じように取ることは非常に熟練した技術を必要とします。
にもかかわらず、出来上がった入れ歯に対する患者さんの評価はとてもシビアです。なぜなら、銀歯や小さな詰め物であれば滅多なことがない限り痛みは出ませんが、入れ歯の場合ぴったり合わなければ痛みがでたり、食事ができないという事態が生じます。つまり、合格点のレベルが非常に高いのです。
個人差
不思議なことに、入れ歯に適応しやすい方と適応できない方がいらっしゃいます。それほど注意を払わず入れ歯を作っても、わずかな調整でうまくいってしまう方もいれば、細心の注意を払ってもうまくいかない方もいらっしゃいます。
理由は、粘膜や顎関節の状態や、咬み癖などいろいろとありますが、問題はそれらを見つけ出すことが非常に難しいということなのです。簡単だと思いながら入れ歯を作っても、なかなかうまくいかないケースもあれば、難しいと思って注意して作っても、すぐに満足してもらえたなんてことはたびたびあります。
言い換えれば、易しい症例と難しい症例を見分けることが難しいため、経験の浅いドクターが入れ歯を作ってもうまくいってしまうケースもあれば、名医と呼ばれるドクターが作っても難しケースがあるということです。
そのため、ある患者さんが「あそこの先生は入れ歯が上手よ!」といっても、別の患者さんがいけば「全くだめだった!」ということになってしまうのです。歯科医の側でも、患者さんがいらした段階で、難易度が判れば、最初から別の医院を紹介したりすることも可能ですが、経験の無い先生程判断ができない訳ですから、問題が生じてしまうのです。
専門家
歯科の分野にも、矯正歯科や口腔外科、小児歯科といった分野があるのは皆さんご存知かと思いますが、その他にも保存科(修復、歯周病、歯内療法)、補綴(ほてつ)といった分野があります。
補綴は、無くなった歯をどのように補うかという学問です。具体的には、ブリッジ、入れ歯、インプラントなどがあります。さらに入れ歯にも、歯が1本以上の残っている症例の部分入れ歯(部分床義歯)と、全く歯の無い症例の総入れ歯(全部床義歯)に学問も分類されています。
一見大した違いが無いように見えますが、部分入れ歯と総入れ歯は似て非なるもの。部分入れ歯は残っている歯に入れ歯を固定しますが、総入れ歯は固定源が全くありません。粘膜に吸盤のようなしくみでくっついているだけです。
そのため、総入れ歯の製作技術は特殊なものであり、技術の研鑽が不可欠です。例えば総入れ歯の満足な型を取るのに、総入れ歯を専攻している教室で研修を積んで2〜3年はかかると言われています。
ですから、入れ歯を作るのなら当然専門家のところで作るべきです。実際、入れ歯が専門でない先生は、入れ歯を作ることを嫌がります。それ程入れ歯を作ることは、ハードルの高いことなのです。

見た目からして違う
人の顎には、基本的な特徴があります。例えば、人の手にはごつごつしたものもあればすらっとした手もあるにもかかわらず基本的に人の手としての特徴があり、チンパンジーの手形と人の手形を見分けるのは難しくありません。ですから、顎の形を上手に型取りすれば、すべて同じ特徴があるはずです。言い換えれば、入れ歯も大きさや形に多少の違いはあっても、すべて特徴は同じです。
専門家が作った入れ歯は、その特徴をちゃんと捉えています。どこがどう違うのか、ここでは専門的なことは割愛しますが、古さは差し引いてみて頂いても、明らかに古い入れ歯の方がバランスが取れていないのがお分かり頂けますね。
保険診療と自費診療の違い
材料の違い
保険と自費では使う材料が違います。保険診療では決められた材料しか使えません。たとえ、決められた材料よりもいい材料を使って保険請求したとしても、ルール違反となります。保険適用の材料がすばらしいものであれば問題はないのですがそううまくはいきません。
例えば詰めものや被せものに使われるパラジュウム合金には、ニッケルが含まれており、これが金属アレルギーを引き起こしたりします。
また、前歯に使う白い歯には硬質レジンと呼ばれるプラスティックしか使えません。硬質レジンは最初はそこそこきれいですが、時間とともに黄色く変色します。身近なところでは、プラスティックの食器が変色するのと同じです。半永久的とはほど遠いものです。
また、犬歯より奥の歯は、すべて金属になります。表面に硬質レジンを前装(金属の表面を白くすること)することすら許されていません。
今後、医療費はますます削減されていきます。今よりも、保健医療体制が良くなることは考えられません。残念ながら保険診療は、最低限の材料を使っているといわざるを得ません。
設計の自由度の違い
保険診療は材料だけでなく、入れ歯やブリッジの設計にも細かい規定があります。
例えば、入れ歯を作るときに、個々の歯にバネをかけますが、それらをすべて一塊で鋳造してはいけないという決まりがあります。一塊で鋳造するのには、高い技術を必要としますが、バラバラに作ってロウ着(溶接)するより高い強度が得られます。しかし、保険診療ではこれを禁止しています。
また、ブリッジも細かい設計の規定があり、作れるものと作れないものが決まっています。
口の中は患者さんにより千差万別なのですが、保険診療は杓子定規に決められていますから、中には一番適していると思われる設計でも、保険診療では適用外であることもあります。自由診療にはそうした制約はいっさいなく、患者さんにとってベストの設計をすることができます。
費用の違い
自費診療は保険診療に比べ高額です。これは、健康保険組合が大部分を支払い、患者さんの負担は一部であることが要因の一つとして上げられます。しかし、自費診療はそれよりも高額です。なぜでしょう。
これは、健康保険の診療報酬が極端に低く設定されているからに他なりません。例えば、入れ歯を1個作るのに治療回数約6回、1回20分として2時間です。裏方の仕事として、技工士が入れ歯を作るのに3〜4時間はかかります。すべてオーダーメイドです。
そして、入れ歯を作ることによって得られる収入は、3万円程度です。そこから技工士に支払うのが1万5千円です。その他の材料代や経費を支払えば、医院としては本当にわずかな額しか残りません。さらには、うまく噛めなければ何度も調整が必要で、更なるコストがかかります。
コンタクトや眼鏡を作るときにいったいいくらかかりますか?それらに、どれくらいの手間ひまがかかっていますか?比べて頂ければ明らかに低い額に設定されていることがおわかりいただけると思います。日本の保険診療の歯科医療費は、アメリカに比べ10分の1、ヨーロッパに比べ4分の1といわれています。
残念ながら、診療報酬の改訂を国に願ったところでかなうことはありません。保険診療と自費診療の2本立てでなければ、より良い歯科医療が成り立たないことをご理解ください。
卵が先か鶏が先か
時々、「インプラントを入れてください。」とか「残っている歯を抜いて総入れ歯にしてください。」といってこられる患者さんがいらっしゃいます。こうした中には、よく見るとインプラントを入れる必要がなかったり、総入れ歯にする必要がないケースが見受けられます。
ブリッジやインプラントや義歯は、あくまで手段であり目的ではありません。患者さんの目的は、食事ができるようになったり、見た目をきれいにしたりすることであって、インプラントや入れ歯を入れることを望んでいる訳ではないと思います。
しかし、周囲やメディアからの情報で、「インプラントにすればよく噛める」「総入れ歯の方が面倒くさくない」といった先入観を植え付けられ、手段の方に意識が行ってしまうのではないかと思われます。
最先端の医療が必ずしもいいものではなく、またそれがその患者さんにとって必要であるとは限りません。まず目的を明確にして、目的を達成するのに最も適したものを選択することが一番重要なことではないでしょうか。
形あるものは壊れる
よく聞かれる質問に「これは一生もちますか?」とか「壊れないですか?」があります。
よく考えてみてください。天然歯よりも優れた人工物があるでしょうか?そんな、最高の造作物である天然歯を失ってしまったにもかかわらず、それよりも長くもつものを作ることが可能だと思いますか?それを「半永久的にもちます」という歯医者がいればそれこそ眉唾物です。
形あるものは必ず壊れます。問題は、責任がどこにあるのかだと思います。例えば、セラミックを入れて一ヶ月もしないうちにかけてしまったら、歯科医側に責任を負う義務があると思います。また、不慮の事故で折ってしまったのであれば、患者さんに責任があります。
大切なのは、それらのことをお互いが理解しておくことだと思います。そのため当院では保証制度を設けています。私たちがどんなに注意をしても、トラブルは起こることがあります。しかし、それには誠意を持って対応することでご容赦願いたいと思います。
意外と知られていない顎関節症
顎のねんざ
皆さん、顎関節症については、あまりご存知でないようです。顎関節症をわかりやすくいえば慢性的な捻挫だと考えてください。どこで治すのかといえば、歯科です。よく整形外科を受診される方がいらっしゃいますが、整形外科の先生も顎関節はほとんどわからないそうで、たいてい紹介されてきます。
では顎関節症とはどんな症状をいうのでしょうか?
・ 口を開けるときに顎が痛い
・ 顎の動きが悪い
・ 顎を動かすとかくかく音がする
・ 急に口が開かなくなった
など、基本的に口を開けたときにいろんな症状が出ます。中でも、口が開かなくなるとさすがに皆さんびっくりされるようで、飛び込んできますが、それ以外の症状では歯科を受診される確率は低く、慢性化しているケースがほとんどです。
原因は?
顎関節症は、顎関節の中にある関節円板というお皿のような組織がズレていろいろな症状を引き起こすのですが、その原因を見つけることが顎関節症を治すポイントとなります。以前は、噛み合わせが悪いのが原因だと言われお口の中をあちこちいじっていましたが、今ではまったくそういったことはなく、カウンセリングだけで7〜8割ちかく治ってしまいます。そのカウンセリングの内容は、まず原因となるものを探し、それを取り除くだけとなります。ではその原因とはなんでしょう。
・ 顎に負担のかかることを長時間行っている
・ 歯ぎしりや食いしばりが強い
・ いつも右でかんでいたり、左でかんでいたりと偏っている
・ うつぶせで寝ている
など、顎に負担のかかる項目に心当たりがないか考えてもらい、それをやめるようにするだけでほとんど治ってしまいます。ただ、ここで申し上げておかなければならないのは、治ると言っても症状がなくなるだけで、壊れたものが元通りに治る訳ではありません。治ると言うよりも、適応すると考えてください。
口が開かなくなったらすぐ受診を
顎関節症は、痛みや違和感が少ないものが多く、歯科受診をされないケースが多いのですが、口が開かなくなったらすぐに受診して頂かないととんでもないことになります。口が開かなくなってすぐに来て頂ければ、簡単に開くようになるのですが、1ヶ月、2ヶ月と放置してしまうと、手術などをしなければ治らなくなってしまいます。基本的には顎関節の症状が出ましたら、一度受診して頂き、アドバイスを聞いて頂くのベストかと思います。
ホワイトニングをしたいけれど踏み切れない方
費用を抑え、1回だけのお試しホワイトニング
「歯が黄色いのが気になる。けど、ホワイトニングをするのに効果も分らず高いお金は出せない。」「ホワイトニングをしたいけど時間がない。」といったお悩みをお持ちの方はたくさんいらっしゃいます。
そんな方達のために、1回で終わり、費用も抑えたプチホワイトニングコースを設定しました。
1回1時間程のコースで、上顎の前歯6本を漂白剤を使いきれいにします。
費用は ¥9,800(税込み)です。
漂白の効果には個人差があり、残念ながらすべての方に1回でご満足頂ける漂白システムはありません。1回で希望の白さになる場合もあれば、何度か行わないと白くならない場合もあります。そのため、明らかに効果が期待できないケースは、あらかじめホワイトニングコーディネーターが診査をしてご説明します。
虫歯の進行
症状が出てきたら結構大きいですよ。
虫歯の進行度は、C0・C1・C2・C3・C4で表され、C(カリエス)0は経過観察(Observation)、 C1はエナメル質の虫歯、C2は象牙質に達する虫歯、C3は歯髄に達する虫歯、C4は歯冠崩壊して抜歯が必要な虫歯と分類されています。
冷たいものがしみるとか甘いものを食べるとしみるといった症状があれば、少なくともC2レベル以上だといえます。ひどい冷水痛や温痛などの症状がでてくれば、C3レベルで、歯髄(歯の神経)を取らなければならないレベルです。
たとえ症状がなくても、虫歯が進行している場合も多く、症状がないから大丈夫という過信は絶対禁物です。また、銀歯などを被せた歯では、内側に虫歯ができることが多く、まして神経を取った歯では痛みを感じないため、ご自分では気づかないことがほとんどです。
まずは、定期検診を受けて虫歯のチェックをしてください。

虫歯に詰める材料
銀歯はイヤ!
虫歯の治療で気になるのが、銀歯!!!しかも、小さな虫歯だと思ってい歯医者に行ったら、思っていたより大きな銀歯が入っていてびっくりした経験はありませんか?これには3つ理由があります。
1. 虫歯は入り口より深いところの方が進行が早いこと。
2. 歯の溝に沿って虫歯が進行するため、予防拡大といって、これから虫歯が起こりやすい部位を予防的に詰めてしまうため。
3. 金属を入れるには、入り口の穴が中よりも大きくないと緊密に詰められないためです。
しかし、これはあくまで金属を詰める場合のセオリーです。虫歯がC2程度であれば、硬質レジンと呼ばれるプラスティクを詰めることができます。これは、最小限の切削量(*1)で、削ったらすぐ詰められますので、1回で終わってしまいます。最大のメリットは、白い歯になることだと思います。
そもそも、金属が口の中に入っていることに何の疑問も抱かないくらい日本人は銀歯に慣れてしまっていますが、よく考えてみれば、白い洋服にあいた穴に黒い布で穴を塞ぐようなもので、おかしな話です。
とはいえ、硬質レジンが万能かと聞かれれば、そうだとはいえません。まず、詰めるのに高い技術が必要とされます。特に、歯と歯の間にできた虫歯を硬質レジンで治すのは、とても難しく手間ひまのかかる作業です。また、経年的な劣化も若干あります(最近の硬質レジンは変色が起こりにくいものがたくさん出てきています)。
硬質レジンの他にも、白い詰め物はあります。よく使われているのが、セラミックとプラスティックのハイブリット型と呼ばれるものと、セラミック単独のものがあります。ただ、これらは見た目こそ白いものの、型をとって作るため最低2回の治療が必要なことや、入り口を中よりも広く削らなければならないといったデメリットがあり、当院ではほとんど使っていません。

(*1)Minimum Intervention:ミニマム・インターベンション 最小の侵襲 2000年に国際歯科連盟が提唱した概念で、これまでのような予防拡大の処置を見直すように促しています。
硬質レジンを詰める作業は、とても手間ひまがかかり、1本30分〜40分かかります。
虫歯リスクの検査
虫歯は、うつります。まず検査してみましょう。
虫歯は主にミュータンス菌という細菌による感染症です。
例えば、砂糖水の中に歯を入れても歯は溶けません。しかし、砂糖水にミュータンス菌を入れてその中に歯を入れると溶けてしまいます。そして砂糖水の中にいるミュータンス菌の量が多ければ多い程歯が溶けるスピードが速くなります。ですから、菌が多いか少ないかを知り、虫歯予防を行うことが大切なのです。
虫歯のリスクは次の3つで判定します。
1.虫歯菌の数
2.歯を守る力
3.習慣
費用 ¥1,050
検査を受ける前に
検査を受けるには条件があります。次の場合は、正しい検査結果が得られないため、検査を行うことができません。検査をご希望の方はご注意ください。
・ 2~3週間以内に風邪薬・抗生物質を服用している場合
・ 検査前12時間以内に殺菌剤配合の洗口液を使用した場合
・ 検査前1時間以内に飲食・喫煙・ブラッシングをした場合
・ 直前に激しい運動をした場合
・ だ液中に潜血が含まれている場合
検査はおよそ20分ほどで終わります。

唾液を調べるといろいろとわかります
ミュータンス菌が多い
虫歯の主な原因菌。多い人は虫歯になりやすい。親(特に母親)から子に感染する。
ラクトバチラス菌が多い
砂糖を与えると強い酸を作る菌 多い人は虫歯になりやすい。
飲食の回数が多い
お口の中が酸性に傾きやすく虫歯になりやすい。
歯垢の蓄積量が多い
歯の表面にたまった歯垢(プラーク)が多いほど虫歯になりやすい。
だ液(つば)の緩衝能が低い
だ液の緩衝能が弱い人は、食後、酸性に傾いたお口の中を中性に戻す力が弱いため虫歯になりやすい。
だ液の量が少ない
だ液の量が少ない人は、歯から菌を洗い流しにくく虫歯になりやすい。
フッ素洗口、フッ素入り歯みがき剤を使用していない
フッ素を活用しない人は虫歯になりやすいと考えられる。
虫歯の経験がある
過去に虫歯になった人は今後も虫歯になりやすい。
お子様のお口の健康を守ってあげてください
21世紀になって医療は治療の時代から予防の時代と言われるようになりました。治療は病気になった時の対応ですが、予防は常日頃の心がけが必要です。そのため、予防はご両親が様々な知識を身につけお子様のお医者さんにならなくてはなりません。幸い予防のほとんどがご家庭でできることばかりです。正しい知識を身につけ、お子様のお口の健康をご両親が守ってあげてください。
ご存知ですか?
・ 歯みがきは1日何回必要ですか?
・ お子様の年齢にあった歯ブラシや歯みがき剤を使っていますか?
・ お子様の虫歯は見分けられますか?
・ ケーキ・チョコ・飴・牛乳ではどれが一番虫歯になりやすいと思いますか?
・ フッ素は1回塗れば大丈夫でしょうか?
・ 指しゃぶりやおしゃぶりをしていませんか?
・ 永久歯の前歯が離れていていませんか?
・ 歯並びが悪いと虫歯になりやすいと思いますか?
・ 虫歯になりやすい子となりにくい子がいるのはご存知ですか?
・ 親が虫歯だと子供も虫歯になりますか?
歯みがきの回数
汚れたら歯を磨くのが理想です。ただ忙しいお母様はなかなかそうはいきません。ならば効率を上げることを考えましょう。一番効果的なのは寝る前の歯みがき。睡眠中は唾液の分泌量が少なく、虫歯菌が繁殖してしまいます。寝る前にはかならず仕上げ磨きをしてあげましょう。
年齢に合った歯みがき
歯ブラシや歯みがき剤はお子様の年齢に合ったものをお選びください。ちいさなお子様には歯みがき剤が嫌いということがよくあります。歯ブラシだけで十分きれいになりますので、無理に歯みがき剤を使わないでください。
虫歯は見つけにくいもの
虫歯を見つけることは意外に難しく、ご家庭では不可能です。また集団検診のような環境でも、正確な検診はできません。そのため、最近の集団検診では(C1・C2)など詳細な判定から(ある・ない)といった曖昧な表現になりました。
ケーキやチョコは禁止??
確かに甘いものは虫歯菌の大好物ですが、虫歯菌に食べる時間を与えなければ大丈夫です。ケーキやチョコは唾液ですぐ洗い流されてしまいます。問題は「飴」!長時間糖分がお口の中に残るため要注意です。また、牛乳は歯の表面に付着しやすく、毎日牛乳を飲んだまま寝てしまうと虫歯になってしまいます。
いろんなフッ素があります
フッ素は歯科医院で塗布する濃度の高いものと、歯磨き剤に含まれる濃度の低いものがあります。半年に1度歯科医院で高い濃度のフッ素を塗ってもらい毎日フッ素入りの歯みがき剤を使うのが効果的です。
おしゃぶりは程々に
おしゃぶりや指しゃぶりは歯並びを悪くする可能性があります。おしゃぶりは1歳前後で常用しないようにし、遅くとも2歳半にはやめさせましょう。
アグリーダッキングステージ
6〜8歳の前歯の生え変わりの期間に前歯がハの字に開いていることがあります。これは「アグリーダッキングステージ(醜いアヒルの子の時期)」と言われており犬歯が生えてくることで次第に閉じてきますので心配いりません。
歯並びが悪いと歯を磨きにくい
最歯並びが悪いと歯みがきが難しく、結果として虫歯になりやすいと言えます。また、汚れもたまりやすいため、将来歯周病になりやすいといったリスクもあります。歯並びは見た目だけではなく、虫歯や歯周病の予防にも影響すると言われています。
虫歯のリスク判定
虫歯は虫歯菌・唾液の質・生活習慣など様々な原因で起こり、虫歯のなりやすさを判定することは難しいと考えられていました。しかし最近のバイオテクノロジーの進歩により、唾液を採取するだけで、虫歯菌、唾液の量と質を調べ、虫歯リスクをある程度判定することができるようになりました。
ご両親のお口の健康
虫歯は感染症です。ご両親のどちらかが虫歯菌を持っていればお子様に感染してしまいます。また歯周病も感染症です。ご両親のお口の健康を保つことは、お子様のお口の健康を保つことにつながります。
当院での予防プログラム
・ フッ素塗布 1回 ¥1,000
・ 矯正相談 無料
・ 虫歯リスクの判定 ¥1,050
だ液を採取し、虫歯菌、だ液の量、だ液の質を調べます。痛みのない簡単な検査で、20分程度で結果がわかります。ただし、ガムを咬んで唾液をためることができるお子様が対象です。また、検査前に、飲食、はみがきをすると正しい結果が出ません。検査をご希望の方は1時間前までに済ませておいてください。
歯周病が心配な方
歯周病のリスクを判定します
歯周病はかかり易い人とかかりにくい人がいます
一生懸命歯磨きしていも歯周病になる人もいれば、歯医者に行ったことがない人でも全く歯周病にかかっていない人もいます。これは、歯周病がいくつもの原因が重なって初めて発症する病気だからです。
歯周病のリスクファクターと呼ばれる原因を検査することで、歯周病にかかり易いかどうかを調べることができます。当然リスクの高低により、治療方針やメインテナンス方法などが変わってきます。
これまで歯周病の治療は、この診査診断が十分になされることなく、ブラッシング指導やクリーニングを定期的に行われてきました。これでは、ある種の歯周病には有効であっても、侵襲性の高い歯周病を食い止めることができません。まず、多角的な検査を行い、症状に合った治療方を選択することがとても重要です。

<リスク判定の費用>
1回 3,050円 (簡易細菌検査を含む)
*リスク判定のデータとなる歯周病検査は保険適用ですが、後述の歯周病菌の検査並びにリスク判定は保険適用外となります。

リスク判定
当院では、OHISと呼ばれるリスク判定ソフトを使用しています。OHISは、Roy C. Page(元ワシントン大学歯学部教授)をはじめとするアメリカの歯周病専門医グループとPREVISER社が10年をかけて開発した、歯周病のリスク評価を行なうソフトウェアです。蓄積され続ける膨大な疫学データをもとに構築した、世界基準のリスク評価システムです。
なぜ、ソフトなのでしょうか?以前私の知り合いが、内科の診察を見ていたところ、「コンピューターを直すのと一緒だな。」と感想を漏らしていました。その言葉に私はなるほどと感心したものです。
確かに、病気を診断するときには、様々な診査をおこない、その結果をもとに病名を導きだします。この作業はコンピュータの最も得意とするところです。歯周病のリスクファクター(危険因子)はたくさんあり、それらから総合的に診断を行うことは非常に難しいことです。
これらを、経験と勘で行ってうまくいっているのが名医と呼ばれる人たちです。残念ながら私は名医ではありません。これまでいろんな文献を読み、診断基準を見てきましたが、どれもこれといった答えを出してくれるものはありませんでした。
このソフトに出会ったときも、最初は半信半疑だったのですが、これまで行ってきた歯周病の患者さんのデータを当てはめてみると、診断結果が見事に一致し、さらに治療方針まで同じでした。正直、これには驚いたのと、自分のこれまでの診断に誤りがなかったことに安堵しました。このソフトですべてがうまくいくとは思っていませんが、リスク判定には非常に有効であると考えています。
歯周病の原因菌
細菌検査
歯周病治療は甘くない
歯周病治療は、糖尿病とよく似ています。糖尿病は、自分を律して食事制限しなければ、治ることはありません。私たち医療サイドだけがどんなに治療に手を尽くしても、患者さんがお手入れを怠れば、決して治りません。残念ながら歯周病を治す薬はありません。
抗生物質は急性炎症を一時的に抑える効果しかなく、リステリンなどの洗口剤も表層の菌を除菌するに過ぎません。ただひたすら、機械的に汚れを取ることが唯一の治療法です。これは、患者さんにとってはとても大変なことだと思います。
歯周病は感染症です。まず検査してみましょう。
歯周病の原因の一つに、歯周病菌の存在があります。例えば、歯に汚れがどんなについていても、歯周病菌が存在しなければ、歯周病にはかかりません。もちろん前述したように、歯周病菌に感染したからといって必ずしも歯周病になる訳ではなく、免疫力があれば発症しないこともあります。
また、歯周病菌のなかには、非常に強い侵襲性の高い種類も存在します。歯周病菌の存在は、口の中を見ただけでは決して判断することはできません。歯周病菌の存在を検査することは、歯周病の診断にはとても重要なことです。
様々な検査方法
歯周病検査キットは、いろんなメーカーがしのぎを削っていますが、一般的にいえば精度や信頼性の低いものはコストが安く、高い精度と信頼性を持つものは高額になります。当院では、その場で判断できる簡易型の検査と、サンプルを採取して培養を専門機関に依頼する精度の高い検査を用意しています。
通常、歯周病菌があるかどうかを検査する際には簡易型のキットを使い、既に歯周病が進行しており、どのような菌が分布しているかを検査する際にはサンプルを採取して専門機関に依頼しています。
<費用>
簡易型 歯周病菌検査 2,100円
BML(検査会社)による検査 通常5菌種 19,950円 (1菌種 3,150円)
クリーニングでだいたい治りますが・・・。
確かに、たいていの症例では、クリーニングによって歯周病は治ります。しかし、何回も治療に通って歯石を取ってもなかなか治らないケースがあります。この原因は、いくつか考えられます。一つは、歯ぐきの奥深くにこびりついている歯石や、複雑な形状をした歯根についている歯石を完全に取り除けないことが原因です。
また、歯肉などにも潜在するといわれている歯周病菌を機械的に除去することは不可能です。そのため、歯肉を切開して歯石を取ったり、抗生剤を投与しながら短期間ですべての歯石を取り除くといった治療法の選択が必要になります。歯周病の治療を続けているがなかなか治らないとお困りの方は、ほとんどこうした治療が施されていないことが多いのです。
よく、「歯石はどれくらいの間隔で取ってもらったらいいのでしょうか?」と質問されます。しかし、これは既に間違った質問だといえます。歯石は付けてはいけないものです。「どれくらいの間隔でチェックをしてもらえばいいのでしょうか?」というのが、うまくメインテナンスされている方の質問だと思います。
メインテナンスの期間は、症例によって異なりますが、一度しっかりと歯石を取り、歯周病菌を除去したとして、再度感染して炎症を引き起こすのに6ヶ月かかるといわれています。つまり、一度きれいにすれば、6ヶ月はそれほど心配することはないということです。ただし、症例によります!
美容院と歯医者
皆さんは、髪のお手入れに美容院や床屋に定期的に通われていると思います。できれば歯のお手入れも同じようにして頂きたいのですが、「歯医者=痛い」というイメージがあり美容院に通うようにはいかないようです。しかし、技術の進歩により歯科治療は昔に比べずいぶんと痛みが少なくなっています。歯石を取る機器は開発が進み、以前より痛みを生じさせないものになっています。また、特殊な表面麻酔をすることで痛みを和らげることもできます。
最近の歯医者は、美容院やエステサロンと見紛うようになりました。歯のメインテナンスも、美容院やエステサロンと同じように通って頂けるような体制作りに努力したいと思います。
歯のエステしてみませんか
「デンタルエステ」って聞いたことあります?
髪のケアやボディケアはしていても、歯のケアをしている方は少ないのではないでしょうか?歯をケアすることは、身体を内側からケアする最も簡単で効果的な方法です。
怖いエステなんていらない
デンタルエステは怖いところではありません。リラックスして受けて頂くのが、デンタルエステの基本です。当然、歯科治療のような痛みはありません。アロマを炊いた個室で、専用の椅子にて、プロフェッショナルクリーニング・ホワイトニング・マニキュアなどを行います。
エステティシャンは、専門知識を持った歯科衛生士です。エステを受けてる間に、皆さん気持ちがいいのか(疲れているのか?)ついうとうとしてしまうそうです。決して体をこわばらせてしまうようなものではありません。
男女を問いません
男性女性に限らず、口臭や歯の汚れは気になりますよね。紅茶やコーヒーなどの色の濃いものによる着色やタバコのヤニなどは、なかなかご自分で取ることは難しいものです。こびりついた汚れを特殊な器具で取り除きます。
きれいにするだけではありません
医療機関である以上、健康増進を図ることが使命です。虫歯や歯周病のリスクがないかチェックし、必要があればそれを治療していきます。きれいと健康を一緒に手に入れましょう。
PMTC(Profesional Mechanical Teeth Cleaning)
クリーニングには様々な器具や材料を使います。ステインと呼ばれる茶渋のような汚れやタバコのヤニなどは、特殊な研磨剤をいます。硬くこびりついた汚れは、超音波の振動で落としたり、細かい塩のような粒子を吹き付けて落としたりします。歯と歯の間の汚れは細いストリプスを使います。汚れを取った後は、特殊な研磨剤を使って、歯の表面をつるつるに仕上げ、汚れを付きにくくします。
虫歯予防
虫歯を予防するために、フッ素塗布を行います。お口のサイズにあったトレーを用いて、一定時間フッ素の溶液に浸すことで、ご家庭で行うより遥かに効率的にフッ素が歯面に取り込まれます。
ケア用品
歯ブラシやはみがき剤、デンタルリンスなどは数えきれないほどの種類があります。「何を使ったらいいでしょう?」という質問をよく受けますが、何がいいのかは人によってまちまちです。その方にあった適切なブラシや歯磨き粉などのケア用品を専門の衛生士がお選びしますので、もう迷うことはありません。
審美歯科てどんな分野かご存知ですか?
某女優が「ビビット」ときて結婚したお相手が、審美歯科を専門としていたことから、審美歯科という言葉が世間に知れ渡ったように思います。それからずいぶん年月が経ち、至る所で審美歯科を掲げていますが、患者さんの考える審美歯科と我々医療サイドが考える審美歯科には少しずれがあるように思います。
よく考えてみると審美とはどういったものか、明確に定義できる人はいないのではないでしょうか?そもそも、美的感覚は人によって異なるものです。歯を白くすることを望む人もいれば、歯並びをきれいにすることを希望する方もいます。
大切なのは、ご自身の感覚できれいになったと思うことではないでしょうか?そのために、歯を白くしたり、歯並びを整えたりして、患者さんが口元を気にすることなく笑えるようにお手伝いすることが審美歯科と言えるのではないでしょうか。
審美歯科の項目
では、審美歯科とは具体的にどんなことをするのでしょう。
ホワイトニング
歯を白くする処置ですね。最も一般的な審美歯科の処置だと思います。ホワイトニングにもいろいろあります。
・ 天然歯のクリーニング
・ 天然歯の漂白(薬剤を使い漂白します)
・ マニキュア(歯の表面にコーティングを行い白くします)
形態修復
歯の形をバランスよく治します。詰め物や被せもので歯の形態を整えます。
補綴処置
歯を失ってしまえば、それを補わなければなりません。
矯正
歯並びを治してバランスを整えます。
審美は歯科の集大成
実は、審美はとても難しい分野といえます。例を挙げて説明しましょう。これは以前私が治療した30代女性のブリッジの症例です。当初、ブリッジの色・形態・歯肉のボリューム・形態のすべてが不揃いでした。根の先にも病巣が認められたため、根の治療から行いました。左上1番(患者にとって左の中心の歯・写真では右です)は、ずいぶん前にダメになって抜歯したため、歯肉のボリュームがなくなっています。そのため、ダミーの歯の上の部分によく食べ物が溜まり、食事のときにそれが他の人に見られはしないかと気にしていたそうです。
歯肉のボリュームを回復するために、他の部分から歯肉をとってきて移植しました(腫れや痛みはほとんどありませんからご心配なく)。また、右上1番の歯肉を少し切除して左右の歯肉の高さのバランスをとり、仮歯で歯の形を決めていきました。
このケースは、欠損した左上1番のスペースが狭く、そのまま作れば歯の左右の歯の大きさが不揃いになってしまいます。かといって、矯正をしてスペースを確保するところまで患者さんが希望されなかったため、微妙な形態修正を行い、試行錯誤でバランスのとれた形態を作り上げました。
3年前の症例で、先日定期検診にいらっしゃいましたが、歯肉も変化することなく大変きれいな状態でお使い頂いていました。(患者さんのご了解を得て載せています。)このように、ケースによっては持てる技術を総動員して当たらないと、決して良い結果が出せません。
おそらく、古いブリッジを入れた当初は奇麗だったのでしょうが、年月を経てこのようになってしまったのだと思います。一時的に歯を奇麗にすることは、それほど難しいことではないかもしれませんが、長く奇麗な状態を保つようなものを作ることは、非常に難しいことだと思います。
審美は付け焼き刃で太刀打ちできるほど甘いものではありません。まさに歯科治療の集大成といっても過言ではないでしょう。

歯を白くする
クリーニング
歯をきれいにする第一歩は、まずクリーニングからといえます。歯をきちんと磨いているつもりでも、意外と磨けていない方が多いようです。特に、紅茶やタバコなどの嗜好品は着色しやすく、定期的なクリーニングが必要となります。
当院では歯石などの汚れを取り除いた後、特殊な研磨剤を用いて、歯をできるだけ傷つけないように汚れを取りつつ、表面を滑沢に仕上げます。表面が滑沢になると、汚れがつきにくくなります。歯本来の色と艶を出してあげることで、歯本来の自然な美しさを引き出すことができます。
ホワイトニング(漂白)
天然の歯が本来持っている色よりもさらに白くしたいのであれば、漂白という方法があります。これは、歯に漂白剤を塗布して、歯を白くするものです。これにはいろいろな手法がありますが、適切に行えば歯にそれほどダメージを与えることなく、歯を白くすることができます。当院では、ご自宅で行うホワイトニングと医院内で行うホワイトニングをご用意しています。それぞれ一長一短がありますので、ご相談ください。
マニキュア
お手軽に歯を白くする方法が、マニキュアと呼ばれるものです。文字通りマニキュアで、歯の表面にマニキュアを塗り歯を白くします。安く簡単にできるのですが、反面ネイルと同じで剥がれやすいといった欠点があります(ネイルのように歯が延びてくることはありませんが・・・)。半年から1年ではがれ落ちしまいます。
ラミネエートベニア
いろいろやっても歯が白くならないような場合、一歩踏み込んだ治療を行います。これはラミネートベニアと呼ばれる手法で、歯の表面をいっそう削り、セラミックを貼付けるというやり方です。歯を削るというダメージはありますが、色と形を確実に変えることができます。
オールセラミック
歯の神経を取ってしまっていたり、古い被せものが変色している場合、金属を全く使わず、セラミックだけで仕上げたものを被せることで、とてもきれいに仕上げることができます。ただし、歯をたくさん削らなければならないため、既に別の被せものが入っていたりとか、大きな虫歯があるといった場合でないとおすすめはできません。
銀歯を入れない治療 1回で白い歯になり虫歯以外は削りません
子供の頃、私の友達があるとき銀色のガムを咬んでいるのに気づいたのですが、次に会った時も、その次に会った時も同じガムを咬んでいるので不審に思ったことがありました。それが私が最初に銀歯に感じた違和感です。
今まで、歯医者をやってきて多くの患者さんに接してきましたが、銀歯を入れて欲しいという方は一人もいらっしゃいません。でも、それについてクレームを言う人があまりいないのも事実です。皆さんそういうものだと、思われているようです。
実際、当院で銀歯から白い硬質レジン(プラスティックとセラミックのハイブリッド)に入れ替えると、「白くできるんですね?」と多くの方が驚かれます。確かに10年くらい前までは、奥歯の虫歯には金属を詰めるのが最適だと考えられてきました。
しかし、歯と詰め物を着ける接着剤の技術が飛躍的に進歩し、硬質レジンの物性も向上したため、金属と遜色のない臨床成績が報告されるようになりました。さらにレジン充填は、治療が1回で済み、歯を削る量が少ない(M.I. ミニマムインターベンション 最小限の侵襲)といったメリットがあります。
しかし、レジン充填の術式は煩雑で高い技術が必要であり、健康保険制度の評価も低いために、多くの歯科医院ではいまだに金属が主流となっているのが現状です。私は10年以上前から、中等度までの虫歯であれば金属を使わずに硬質レジンで充填しいるため、今では平均して1本30分で確実な治療ができるようになりました。銀歯を詰めるのであれば、歯を削って型を取るのに1回、それから1週間仮の詰め物で我慢して鋳造して作られた銀歯を入れるのに1回の治療が必要です。
硬質レジン充填がいかに患者さんにとってメリットのある治療であるかお分かり頂けると思います。その証拠に、これまで説明なしに銀歯を外して虫歯を治した後に、「なんで銀歯じゃないんだ!!」なんて怒られたことは1度もありません。

初めて診察を受ける方へ

・ 当院は予約制になっております。お電話にてご予約をお取りください。
・ 初診時は、保険証・医療証等を必ずお持ちください。
・ 初診時は、問診、診査、診断、治療方針の説明などを行った後に治療を行います。時間のかかる処置が必要な場合、後日お時間を頂くこともありますのでご了承ください。
・ 常用薬や異常のあったお薬などのリストがございましたらお持ちください。
・ 駐車場をご利用の際はお申し付けください。
・ お母様が落ち着いて治療を受けて頂けるよう、お子様用の待合室を用意しております。ご遠慮なくお申し付けください。
歯医者選び
コンビニエンスストアよりも歯科医院のほうが多いといわれる昨今、どの歯科医院を選べばよいのかわからないという声をよく聞きます。実際に歯科医院も多様化して、いろんなタイプの歯科医院が点在しています。
では、どれがよいのかと聞かれても、実際にその先生の臨床をじっくり見ない限り、同業者である我々でも判断することはできません。まして、歯科には当然素人である患者さんが判断することは不可能ではないかと思います。患者さんは簡単によい歯医者を選ぶことはできません。残念ながらこれは事実です。
では、何をよりどころにすればよいのでしょう。一番重要なことは、歯科医との信頼関係を築けるかどうかではないかと思います。このホームページは、当院の治療についての考え方や持っている技術などを掲載することで、患者さんの歯科医院選びの判断材料にして頂きたいと考え製作しています。
治療方針
治療の流れを山登りに例えて考えてみましょう。まず、現在位置と目的地を決めます。これらは、診査診断と治療目標にあたります。次にルートを決めますが、これが治療方針にあたります。目的地は高尾山もあれば富士山もあるでしょう。そしてそのルートも、危険ですが短時間で登れるものもあれば、安全ですが時間のかかるものもあるでしょう。これらは、患者さんの体力や置かれている状況によって異なります。
大切なことは、これらの目的地やルートについて患者さんが、十分理解した上でご自分に合った目的地とルートを選ぶことだと考えています。そのため、目的地やルートの説明には十分に時間を割き、よく理解して頂いた上で決めて頂くよう努めています。山登りを始めて急な坂に出くわしたときに、最初から分かってこのルートを選んだのと、知らずに選んだのとでは、受け止め方は全く異なります。
ガイドである歯科医は、患者さんの理解が得られてこそ十分な力を発揮することがでます。山登りは決して楽なものではありません。患者さんと歯科医が力を合わせれば、きっと登り切ることができると思います。
料金について
患者さんにとってもっとも気になることの一つが料金だと思います。寿司屋と歯医者は椅子に座るまで値段が分からないといわれることがあります。寿司屋は時価ですが、歯科は価格が決まっているにもかかわらず、なぜそういわれるのでしょう?一つは、歯科には居酒屋のようなメニューを掲げているわけではありません(聞いた話では銀歯1本○○円、セラミック1本△△円といった短冊が貼ってある歯科医院もあるそうですが)。
そして、料金が明示されていたとしても患者さんがどれを選べば良いのか分からないために、歯科医の言いなりにならざるを得ないことが多いからではないでしょうか。さらに、これを断ったら先生に嫌われてちゃんとした治療をしてもらえないのではないかと考えてしまうからではないでしょうか。
歯科医の側にも問題があります。ベストの治療をしようと思うあまり、つい高額な治療法を提示してしまいがちになってしまうのです。
当院では、まず可能な限りの治療法についてそのメリットとデメリットを提示し、それぞれのおおよその費用についてもお話しします。そして、どの治療法にするか決まれば、見積りを作成し(保険診療は除きます)、それを最終的な費用とします。
診断の誤りにより治療方針に変更が生じても見積もりの費用を超えることはありません。お支払いは治療開始時に手付けとして半額お支払い頂き、残りの半額は治療が終了した時点でお支払いして頂きます。
保証について
せっかく高いお金を払って前歯を入れたのに数年で壊れてしまい、作り直すのにまたお金がかかってもうイヤだわ。」とか「永久に保つって言われたから入れたのに、10年でダメになってしまったわ。」といったお話を患者さんからよく聞きます。
世間では、買ったものが不良品であったり簡単に壊れたりした場合、保証期間内であれば無償で修理や交換をしてくれます。しかし、歯科治療ではこういった保証制度が確立されていない医院がまだまだたくさんあると言えます。また、30年も前に買った扇風機が壊れてからといって、無償で修理しろと迫る消費者も困ったものです。
ここで、患者さんによく理解して頂きたいことは、「歯は決して治らない。」ということです。歯の治療は、あくまで修復です。決して元の歯のようには戻すことはできないのです。ですから、当然修復物にも耐用年数があります。永久に保つことはありません。
当院では修復物により保証期間を設けています(保険診療は決められた保証期間となります)。保証期間内であれば責任を持って対応をしています。
予約制
歯科治療はすべて外科処置と言っても過言ではありません。ですから、治療にはまとまった時間が必要です。基本的にはお一人1回20分~30分で区切らせて頂きますが、治療の内容により1時間や2時間などまちまちです。
できるだけ患者さんをお待たせすることなく診療を行うために、当院では完全予約制としています。急性症状が出た場合でも、お電話を頂き診察できる時間をお伝えするようにしています。ご迷惑をおかけする場合もあるかとは思いますが、ご理解いただけるようお願いします。
保険診療と自由診療について
日本の歯科医療では、保険診療と自由診療が混在しており、それが患者さんを困惑させているのが現状です。患者さんの側からすればすべて保険診療でやってくれればいいのにと思われるかもしれませんが、歯科医の側からするとそうは言っていられない事情があります。
残念ながら日本の保険診療は、先進国の中でも最も低い診療報酬に設定されており、しかも技術力や経験など一切加味されていません。駆け出しの研修医とベテランの有名な先生の診療報酬は同じです。また、一つの虫歯を5分で治そうが1時間かかろうがこれも診療報酬は同じです。
当院は、保険診療を扱っています。しかし、保険診療だけですべての症例に対応できるわけではありません。当院の立場は、保険診療で十分であると考える内容については保険診療を行い、保険診療だけでは不十分であったり、よりよい治療法がある場合において患者さんに自由診療の診療内容について説明をして選択して頂いています。
予防について
このホームページの至る所で述べていることですが、歯は治ることはありません。ですから、予防をすることがもっとも大切なことだといえます。しかし、日本においては予防に対する重要性があまり理解されていないのではないかと思います。
たとえば、「何ヶ月で歯石を取りに来たらいいですか?」と患者さんは言いますが、これでは本当の意味で予防が徹底されているとはいえないのです。「何ヶ月後にチェックに来たらいいですか?」という認識にならなければいけないと思います。前者は、歯の汚れは自分では取れないからプロにとってもらおうという意識があり、後者は自分でしっかり予防できているか確かめてもらおうという意識の現れになります。
前者の場合、毎回チェックの時にたくさんの歯石が付いていることがよくあります。これでは、前回チェックに来たときからずっと汚れたままだったかもしれません。ですから、当院ではブラッシング指導に多くの時間を割きます。ご自分で磨けるようになって初めてメインテナンス期に入ったといえます。みなさんには、本当の意味での「予防」ができるようになっていいただきたいと考えています。
「歯石を取ってもらうだけで歯医者に行ってもいいのかしら?」と遠慮する必要はありません。なぜなら、「予防」こそ「究極の治療」だからです。
診療案内
初めての方へ
当院の治療方針
治療の進め方や考え方について説明しています。患者さんに合った歯科医院かどうかの判断材料としてください。
初めての方へ
虫歯が心配な方
虫歯リスク
「虫歯はないかしら?」とか「私は虫歯になり易い体質かしら?」、「子供に虫歯が移りはしないかしら?」といったことでお悩みではありませんか?虫歯になりやすいかどうか判定します。
虫歯の治療
銀歯を白くしたい
奥歯を白く
小さな虫歯を治してもらうつもりが、終わってみると大きな銀の詰め物が入っていたという経験はありませんか?当院では奥歯でもほとんど金属は使っていません。
奥歯を白い歯に
小児の虫歯予防
ご両親が主治医です
虫歯予防についてのアドバイスです。
小児の虫歯予防
歯周病が心配な方
歯周病リスク
30歳を過ぎたら歯周病は要注意の病気です。歯周病は「沈黙の病」と言われるほど、あなたが気づかないうちに進行してしまう怖い病気です。20代でも「侵襲性歯周病」という怖い種類があります。歯周病になりやすいかどうか判定します。
歯周病
歯がなくなり困っている方
入れ歯?ブリッジ?インプラント?
歯がなくなってしまった方にとって、入れ歯・ブリッジ・インプラントのどれがいいのか悩むところです。あなたに合った治療法について考えてみましょう。
ブリッジか?入れ歯か?インプラントか?
入れ歯の専門家
あなたの入れ歯は入れ歯の専門家が作ったものですか?
入れ歯を作ることはとても難しい作業です。入れ歯が合わないとお悩みの方は、入れ歯の専門家にご相談ください。
入れ歯作りは専門家で
インプラントが怖い方
はじめは誰でも怖いものです
インプラントをしたいがなかなか踏み切れない方。なぜ怖いかを解明することで、少しずつ怖さが無くなってきます。
インプラントが怖い方
歯をきれいにしたい方
審美について
「前歯をきれいにしたい。」「銀歯が嫌だ。」でも「高いのかな?」「本当にきれいになるのかしら?」といったお悩みをお持ちではありませんか?
審美歯科
デンタルエステ
プロフェッショナルケア
紅茶やタバコなどの汚れは、ご自分ではなかなかうまく落とせないもの。歯のプロフェッショナルケアをして、いつもきれいで清潔な歯を維持しましょう。
デンタルエステ
プチホワイトニング
お手軽なホワイトニングコース
ホワイトニングはしてみたいけど、時間や費用がかかる割に効果が今ひとつ分りにくいとお考えの方のために、1回だけのお試しホワイトニングを行っています。
プチホワイトニング
歯並びが気になる方
子供から大人まで
若年者の矯正から大人の矯正まで歯並びに関する疑問についてお答えします。
矯正
顎関節や親知らずでお困りの方
よく聞くけどよくわからないこと
顎関節症、親知らずなどお問い合わせのある内容についてお答えします。
顎関節・親知らずその他
ハッピースマイルクラブ
一生懸命予防をされている方を応援します
入会金・年会費無料の会員制クラブで、メインテナンスを行うと、様々なご優待が受けられます。
ハッピースマイルクラブ
当院の安心
設備、体制、すべてが整って安心が得られます
感染対策、救急医療設備、保証体制などすべてが整ってこそみなさまに安心して治療を受けて頂けます。
当院の安心
材料について
保険診療と自由診療の違い
保険診療と自由診療の違いをご説明します。
材料について
治療内容
インプラント
概要
ステップ
骨移植
安全性
メインテナンス
Q&A
歯周病
概要
治療の流れ
再生療法
抗菌療法
メインテナンス
Q&A
審美
小・中の虫歯
歯の神経
歯内療法
義歯
義歯総論
矯正
矯正治療
2011年1月12日
患者さん専用ページ
このページは患者さんのX線写真や口腔内写真などを提供するページです。個人情報保護のため、アカウントとパスワードがないと閲覧できません。また、また万が一パスワードを破られたとしても、その写真から個人を特定できるような項目を関連付けていません。
このページは、そもそも患者さんから「家で自分のX線写真を家族に見せて説明したい。」とか、「治療した内容を写真で確認したい。」といった要望にお応えする形で始めることとしました。
あくまで、本システムを利用したい患者さんのみの画像を掲載しています。ご希望の方は、受付にお申し出ください。
0011 0012 0013 0014 0015 0016 0017 0018 0019 0020
0021 0022 0023 0024 0025 0026 0027 0028 0029 0030
0041 0042 0043 0044 0045 0046 0047 0048 0049 0050
0051 0052 0053 0054 0055 0056 0057 0058 0059 0060
0061 0062 0063 0064 0065 0066 0067 0068 0069 0070
0071 0072 0073 0074 0075 0076 0077 0078 0079 0080
0081 0082 0083 0084 0085 0086 0087 0088 0089 0090
0091 0092 0093 0094 0095 0096 0097 0098 0099 0100













