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進行してしまった歯周病にも対応
中等度以上の歯周病は歯の周りの骨が吸収され、骨が失われてしまっています。この骨の吸収は、ほとんどの場合、歯周病が完治しても元の形には戻りません。そこで、歯周病で吸収されてしまった骨を回復させるために、「再生治療」といわれる治療をおこないます。この再生治療には高い技術が必要とされ、歯科医師であれば誰でもこの治療ができるというわけではありません。
エムドゲイン法
1回の治療で効果が現れ、GTR法のように、再手術は不要な治療方法です。欧米人に比べ日本人の歯肉は薄いため、GTR法の手術が困難な上、術後の細菌感染が心配されています。そこで研究・開発されたのが、エムドゲイン法です。
これは歯周病に侵された歯周ポケット内部の汚れや細菌を取り除いたあとにエムドゲインゲルを注入し、歯周組織を再生させる治療法です。
ただし、GTR法に比べ、再生できる範囲が狭まるため、広範囲での再生には適しません。
ところでエムドゲインは、スウェーデンで開発されたたんぱく質の一種で、子どもの成長期には欠かせない物質です。現在、世界中に普及し、感染症などの報告がなく、安全で治療効果が高いとされています。

PRGF
患者さんから採血させていただいた血液を、専用の遠心分離機で遠心分離して作られるゲル状の物質です。歯周病の場合は、歯肉を剥離して根面を清掃した後にPRGFを塗布します。
PRGFは、自己血を用いるために、未知の病原体や感染のリスクがなく安全です。また歯肉を剥離する手術を行って、何も入れないよりもPRGFを入れた方が効果を期待できます。





